Play the game tonight

Kansas - Play the Game Tonight (Live 1982)

 

これまでにカンサスを更新した回は、下記です。

 

1982年 全米17位

 

AORで輝くカンサスの会心の一作音譜

 

ピアノが最高!!

 

カンサスKansas)は、アメリカ合衆国出身のプログレッシブ・ロックバンド1970年代アメリカン・プログレ・ハードから誕生したグループの一つ。伝統的な流れを汲む王道のアメリカン・プログレを展開していたが、1980年代にはポップ化路線に移行。1990年代以降からは、往年のスタイルに原点回帰している。

 

1969年フランク・ザッパに触発されたケリー・リヴグレンを中心に、前身である「ホワイト・クローヴァー・バンド」を結成。しばらくはメンバー・チェンジを繰り返しながら、カンザス州を拠点に活動。1972年頃にフィル・イハートがイギリスに音楽留学へと行った際、全盛期のプログレッシブ・ロックを目の当たりにして衝撃を受け、同路線に転向。1973年にバンド名を「カンサス」と改名し活動を始める[6]

 

1974年に1stアルバム『カンサス・ファースト・アルバム』でメジャー・デビュー。翌年には2ndアルバム『ソング・フォー・アメリカ』、3rdアルバム『仮面劇』を発表した。これら3枚はいずれも最終的にゴールド・ディスクを獲得している。

 

1976年には『永遠の序曲』を発表。「伝承 (Carry On Wayward Son)」のシングル・ヒットも生まれ、アルバムは同年中に100万枚、1995年までに400万枚を売る大ヒットとなった。

 

1977年発表の『暗黒への曳航』からは「すべては風の中に (Dust In The Wind)」が大ヒットし、アルバムそのものも同年中に100万枚、1995年までに400万枚に到達している。

 

1979年には『モノリスの謎』、1980年には『オーディオ・ヴィジョン』とコンスタントにアルバムを発表。同年1月に、初来日公演を開催。

 

1981年、ソロとして活動することを決意したスティーヴ・ウォルシュがバンドからの脱退を表明する。バンドは新メンバーのオーディションを行い、新人のジョン・エレファンテがボーカル&ソングライターとして加入する。

 

新生カンサスとして1982年にアルバム『ビニール・コンフェッション』を発表。先行シングル「Play The Game Tonight」が17位まで上がり、久々のヒットとなる。

 

1983年の『ドラスティック・メジャーズ』はよりポップでコンパクトにまとめられたアルバムだったが、売上の面では成功しなかった。バンドの象徴的存在だったヴァイオリンのロビー・スタインハートと、ケリー・リヴグレンが脱退。翌年にバンドは、ベストアルバムの発売と同時に活動を停止する。

 

1年後の1985年、スティーヴ・ウォルシュが復帰して、リチャード・ウィリアムス、フィル・イハートの3人が中心となり、ギタリストにスティーヴ・モーズを迎えるなど新たな編成で活動再開。翌年に復活アルバム『パワー』を発表。以降はオリジナル・メンバー以外、流動的なメンバー構成で活動を継続する。

 

「Play The Game Tonight / Kansas」