Fleetwood Mac - Little Lies (Official Music Video)

Fleetwood Mac - Little Lies (live 2015)

 

これまでにフリートウッド・マックを更新した回は、下記です。

 

2015年のLive映像からも分かるように、Drumsミック・フリートウッドの充実ぶりが際立っている音譜

 

個人的には「評価が低い」と感じる。

もっともっと、評価されるべき素晴らしいDrumsである。

 

2015年のLive、

スティービー・ニックスのVocalは健在だが、

リンジー・バッキンガムのVocalの酷さが残念だった爆弾

 

タンゴ・イン・ザ・ナイト』(Tango in the Night) は、1987年にリリースされたフリートウッド・マックアルバム。バンドとしては通算18枚目、

ミック・フリートウッド、ジョン・マクヴィー、クリスティン・マクヴィーリンジー・バッキンガムスティーヴィー・ニックスというバンド全盛期のメンバー5人になってからは6枚目、また全盛期最後のアルバムとも言われている[1]

 

解説[ソースを編集]

前作のアルバム『ミラージュ』以来5年ぶりにリリースされたアルバムであるが、

前作のアルバムの時と同様にグループ解散の噂は絶えなかった。メンバーは前作以降ソロ活動を続けており、特にリンジー・バッキンガムやスティーヴィー・ニックスの顕著な活躍ぶりは、ある意味解散の噂を肯定的にしていると言っても過言ではなかった。さらにはスティーヴィーはこのアルバムのリリース前、1986年にコカイン中毒のためリハビリ施設に入所していた(「ウェルカム,セーラ - Welcome to the Room...Sara 」はその入所時に書かれたものである)[2]

またジョン・マクヴィーとの結婚生活にピリオドを打ったクリスティン・マクヴィーは1986年にシンセサイザー奏者のエドアルド・クィンテラ・デ・メンダンカと再婚していた。

 

そんな中、リンジーの3枚目のアルバム制作の際にこのアルバムの制作が決定したという。当初はロバート・パーマーなどを手掛けたジェイソン・カーサロがプロデュースを務める予定だったが、最終的にはリンジーがジェイソンに断りを入れ、彼自身とリチャード・ダシュットでアルバムを仕上げた。アルバムの制作はサン・フェルナンド・バレーの「ランボー・スタジオ」にて3ヶ月間に亘って録音が行われ、ロサンゼルスにあるリンジーの自宅スタジオ「ザ・スロープ」にてオーバー・ダビングやミキシングが行われた。録音は午後2時頃から始まり、遅くとも午後10時頃には切り上げるという非常に健康的な作業であった。

 

タイトルに「タンゴ」という名前があるように、アルバム・ジャケットや楽曲にもエキゾチック且つエスニックな要素を取り入れたこのアルバムをリンジーは「『』の統一性と『牙 (タスク)』の魅力的な要素をミックスした内容であり、プロデュースしたアルバムの面では過去のアルバムを上回る」と自負していた。

 

しかし話題を集めたこのアルバムはゴールドディスクを獲得するもチャート・アクション的にはアルバム、シングル共に前作を上回ることはなく、

さらに収録曲「When I See You Again」や「You and I, Part II」の歌詞[3]が解散を暗示しているなどという噂もたった。そしてこのアルバムをリリースした後リンジーはバンドを脱退、バンド全盛期はこのアルバムを以って終わりを告げた。

 

このアルバム発表の翌年には『グレイテスト・ヒッツ』がリリースされ、その後のライブツアーは新メンバーとしてギター2名を加えた新編成で行われた。なお次のアルバム『ビハインド・ザ・マスク』がリリースされたのは1990年、そして全盛期のメンバーが再び一堂に揃ったのはさらにその後の1997年のことである。

 

曲目[ソースを編集]

Side 1
  1. ビッグ・ラヴ - Big Love (Buckingham) 3:37■
  2. セヴン・ワンダーズ - Seven Wonders (Stewart, Additional Lyrics: Nicks) 3:38★
  3. エヴリホエア - Everywhere (McVie) 3:41☆
  4. キャロライン - Caroline (Buckingham) 3:50■
  5. タンゴ・イン・ザ・ナイト - Tango in the Night (Buckingham) 3:56■
  6. ミスティファイド - Mystified (McVie, Buckingham) 3:06☆
Side 2
  1. リトル・ライズ - Little Lies (McVie, Quintela) 3:38☆
  2. ファミリー・マン - Family Man (Buckingham, Dashut) 4:01■
  3. ウェルカム,セーラ - Welcome to the Room...Sara (Nicks) 3:37★
  4. ミッドナイト・ラヴ - Isn't It Midnight (McVie, Quintela, Buckingham) 4:06☆
  5. ホワッツ・マター・ベイビー - When I See You Again (Nicks) 3:47★
  6. ユー・アンド・アイ(パート2) - You and I, Part II (Buckingham, McVie) 2:40■

※メイン・ヴォーカルは■をリンジー、★をスティーヴィー、☆をクリスティンが担当。また「セヴン・ワンダーズ」の共作者サンディ・スチュワートはスティーヴィーの友人、「リトル・ライズ」「ミッドナイト・ラヴ」の共作者エディ・クィンテラは前述のクリスティンの夫である。

 

 

「Little Lies / Fleetwood Mac」