Stevie Wonder - Living for the City
Stevie Wonder - Living For The City (1974) | LIVE
これまでにスティービー・ワンダーを更新した回は、下記です。
スティービー・ワンダーの初期のファンキーなナンバーが好きだ
曲後半に大胆にもシンセサイザーを駆使した曲展開も、凄くいい
1973年に発表されたALBUM「インナーヴィジョンズ」は愛聴盤です
1973年と言えば、スティービー・ワンダーが瀕死の事故に遭遇した年です。
1972年の革新的な曲「迷信」はクラヴィネットを使用し、彼のファンキーな面を強調し、大ヒットとなった[14]。
1973年、友人の運転する車に同乗して帰路の途中に交通事故にあう。トラックの荷台から落下した丸太が彼らの乗る車のフロントガラスを突き破り、助手席で寝ていたスティーヴィーの額を直撃した[15]。この事故により彼は脳挫傷による昏睡状態に陥ったほか、意識を取り戻した後も後遺症で一時味覚と嗅覚を失うが、その後のリハビリが功を奏し、ほぼ事故前の状態にまで回復したという。
その後、73年に「サンシャイン」、「ハイアー・グラウンド」、74年にはファンク・ナンバー「悪夢」がそれぞれヒットした[16]。74年には「レゲエ・ウーマン」もヒットしている。72年から74年ごろまでが彼の音楽人生の黄金期だった。なお、「迷信」はジェフ・ベックが演奏する案もあったが、結局ワンダー自身がシングルとして発表した。ベックはベック・ボガード&アピスとして「迷信」のロック・バージョンを発表している。
『インナーヴィジョンズ』 (Innervisions) は、1973年に発表されたスティーヴィー・ワンダーの16枚目のオリジナル・アルバム。
解説[ソースを編集]
グラミー賞の最優秀アルバム部門・最優秀録音部門を獲得した。録音はロサンゼルスのレコード・プラント・スタジオ、ニューヨークのメディア・サウンド・スタジオで行われた。
「ハイアー・グラウンド」「汚れた街」「くよくよするなよ」の3曲が本国アメリカでシングルカットされた。イギリスでは「いつわり」がシングルカットされた。「ハイアー・グラウンド」は全米4位のヒットとなり、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの1989年のアルバム『母乳』でカヴァーされた。
ほとんどの楽器をスティーヴィーが演奏し、「汚れた街」「ハイアー・グラウンド」「神の子供たち」の3曲は、完全に彼1人での多重録音。彼自身がプロデューサーを務め、
マルコム・セシル(Malcolm Cecil)とロバート・マーゴレフ(Robert Margouleff)がアソシエイト・プロデューサーを務めた[2]。
『ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・ベストアルバム500(2020)』において、34位にランクイン。
収録曲[ソースを編集]
- Side 1
- トゥ・ハイ - Too High (4:35)
- 愛の国 - Visions (5:21)
- 汚れた街 - Living for the City (7:21)
- ゴールデン・レディ - Golden Lady (4:57)
- Side 2
- ハイアー・グラウンド - Higher Ground (3:40)
- 神の子供たち - Jesus Children of America (4:08)
- 恋 - All in Love Is Fair (3:40)
- くよくよするなよ - Don't You Worry 'bout a Thing (4:43)
- いつわり - He's Misstra Know-It-All (5:35)
「Living For The City / Stevie Wonder」