Robert Palmer-Early in the Morning

ROBERT PALMER - Early In The Morning (1988)

 

早くもロバート・パーマーが亡くなって、20年が経つ。

 

しかし54歳で死因:心臓発作とあるが、

これは当時の交際相手:メアリー・アンブローズとの間での性交時に腹上死であったという。

 

真意は定かでは無いが、ダンディーな彼には想像出来る内容ではある爆弾

 

1996年12月にパワーステーションとして来日時に、ロバート・パーマーを見たことがあります。

マイクの配線を、曲間ごとに振り回して遊んでいたロバート・パーマーの姿を、今でもよく覚えています音譜

 

ロバート・パーマーRobert Palmer、Robert Allen Palmer、1949年1月19日 - 2003年9月26日)は、イギリスの歌手、ミュージシャン。

 

ヨークシャー出身。十代の頃からバンドで歌い始める。1972年R&Bバンドであるヴィネガー・ジョーのボーカリストとしてアイランド・レコードからデビュー。バンドは3枚のアルバムを発表したがセールスには恵まれなかった。しかしパーマーのソウルフルなボーカルは評価が高く、1974年にアルバム『スニーキン・サリー・スルー・ジ・アリー』でソロ・デビューを果たす。

 

『スニーキン・サリー・スルー・ジ・アリー』はニューオーリンズで録音され、ミーターズがバックを務める。第4作目の『ダブル・ファン』からは「Every Kinda People」が全米シングルチャートの16位を記録するヒットとなる[1]。1年経たずに、続く第5作目『シークレッツ』を1979年発表。このアルバムから、「Bad Case of Loving You」が全米シングルチャートの14位[1]に入るヒットとなると共に、その後もルーツミュージックをベースにレゲエニュー・ウェイヴなど、その時々の流行の音をうまく取り入れながら、精力的に作品を発表。

アイランド・レコード1987年までに10枚のアルバムを発表した。ただし、1980年代前半は「Johnny & Mary」「Looking For Clues」「サム・ガイズ (Some Guys Have All The Luck)」「Pride」「You Are In My System」などの楽曲によりヨーロッパでは高い人気と評価を維持するものの、アメリカではヒットに恵まれなかった。

 

1985年には当時人気絶頂だったデュラン・デュランジョン・テイラーアンディ・テイラーシックトニー・トンプソンらが結成したパワー・ステーションに参加した。パーマーは「昔から大ファンだった。是非一緒に」とジョン・テイラーの猛烈なアタックを受けて参加している

(レコーディングとテレビ出演のみで、ライブツアー前に脱退)。パワー・ステーションはアメリカ市場を中心に世界的にヒットした。

 

その後、1985年に発表したアルバム『リップタイド』からシングルカットされた「Disciplin Of Love」はパワー・ステーションで得た知名度とは裏腹にマイナー・ヒットに終わったが、

恋におぼれて (Addicted To Love)」[注釈 1]が無表情の女性モデルのバンドを従えて、本人が歌うPVが話題となり、全米シングルチャート1位を記録する大ヒットとなる[1]。「恋におぼれて」はグラミー賞最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞し、パーマー初のグラミー受賞となった[2]。また『リップタイド』からは、同様のPVを踏襲した「ターン・ユー・オン (I Didn't Mean to Turn You On)」も全米シングルチャートの2位を記録するヒットとなっている[1]

このPVのスタイルは数多くのパロディが作られた。1985年10月29日、坂本龍一がパーソナリティを務める番組『サウンドストリート』にゲスト出演した。坂本はパーマーの大ファンであることを公言している。

 

1988年からは古巣のアイランド・レコードを離れて、EMIと契約し、同年『HEAVY NOVA』を発表。ここから「この愛にすべてを (Simply Irresistible)」[注釈 2]が全米シングルチャート2位を記録するヒットとなり、この曲で自身2度目のグラミー賞最優秀男性ロック・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞した[2]

続く1990年にリリースされた『ドント・イクスプレイン』ではスティーヴ・スティーヴンスと、1994年に発表された『HONEY』ではヌーノ・ベッテンコートと組むなど、ハードロックヘヴィメタルまで取り込む一方、

マーヴィン・ゲイの「マーシー・マーシー・ミー / アイ・ウォント・ユー」のメドレーもカバー。全米では最後のヒットとなる。

 

2003年9月26日、パリ滞在中に心臓発作により死去[3]

 

収録曲[ソースを編集]

特記なき楽曲はロバート・パーマー作。

  1. この愛にすべてを - "Simply Irresistible" - 4:14
  2. つのる想い - "More Than Ever" - 3:25
  3. チェンジ・ヒズ・ウェイズ - "Change His Ways" - 2:56
  4. ディスタービング・ビヘイヴィアー - "Disturbing Behavior" - 3:45
  5. アーリー・イン・ザ・モーニング - "Early in the Morning" (Lonnie Simmons, Rudy Taylor, Charlie Wilson) - 4:43
  6. イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー - "It Could Happen to You" (Johnny Burke, Jimmy Van Heusen) - 2:31
  7. シー・メイクス・マイ・デイ - "She Makes My Day" - 4:23
  8. 愛に身をまかせ - "Between Us" - 4:49
  9. キャスティング・ア・スペル - "Casting a Spell" - 3:57
  10. もしかして恋 - "Tell Me I'm Not Dreaming" (Michael Omartian, Bruce Sudano, Jay Gruska) - 3:47

「Early In The Morning / Robert Palmer」