Ray Charles - I Can't Stop Loving You ( 1962 )

Ray Charles, The Raelettes - I Can't Stop Loving You (Live at Montreux 1997)

 

これまでにレイ・チャールズを更新した回は、下記です。

 

王道と言っていいレイ・チャールズ音譜

 

2番目のYoutubeは、自らのピアノのみならず、オーケストラをバックに堂々とした熱演アップ

 

風格さえ漂わせる1997年のLive、必見ですビックリマーク

 

レイ・チャールズ・ロビンソン英語Ray Charles Robinson1930年9月23日 - 2004年6月10日)は、アメリカ合衆国ジョージア州オールバニ出身のR&B歌手、ピアニスト、作曲家。

 

盲目というハンディを背負いながら、ブルースゴスペルを融合して「ソウルミュージック」を創った人物の一人として、評価された[4]。カントリー・ミュージックの曲もカバーした。

 

ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」において第2位[5]、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第10位[6]、「Q誌の選ぶ歴代の偉大な100人のシンガー」において第24位[7]にランクインした。

生涯[編集]

6歳の頃、仲が良かった弟のジョージ・ロビンソンを亡くした。その9か月後、緑内障のために失明。目が見えないというハンディを背負いながら盲学校に通いつつピアノを学ぶ。1947年にシアトルに移り、この頃クインシー・ジョーンズと出会う。初期の頃はレイ・ロビンソンの名で活動し、音楽もトリオ編成のバンドに参加したが、この頃から薬物使用の悪癖も始まってしまう。後に同名のボクサーがいるため、ミドルネームのレイ・チャールズに改名。1948年には当時15歳だったクインシー・ジョーンズと友人になっている[8]。レイの最初の全国ヒットは1949年で、「コンフェッション・ブルース」が早くもR&Bチャートで2位まで上昇するヒットとなった。自己バンドでツアーを行っているうちに、アトランティック・レコードから声を掛けられ契約する。1959年の「ホワッド・アイ・セイ」がBillboard Pop 100で6位に昇る大ヒットとなった[9]聖なるゴスペルと俗世間の音楽であるR&Bを融合していたことから、信心深いクリスチャンからは非難された。また、ジャズ評論家の中にはレイの曲を「ただばか騒ぎしているだけじゃないか」と揶揄する者もいた。

 

1959年に、アトランティックとの契約切れを期にABCレコードと契約、1961年に代表曲の一つとなる「我が心のジョージア」を発表、ミリオンセラーを記録した。その他にも「旅立てジャック」(Hit The Road Jack、1961年)、「ワン・ミント・ジュレップ」 (1961年)、「愛さずにはいられない」(1962年)、「アンチェイン・マイ・ハート 」(1962年)、「太陽は燃えている」(1964年)などのヒットを出し続けた。

 

1961年、ジョージア州オーガスタのベル講堂で予定された公演において、人種差別的な座席配置がされていたことに抗議し、出演をキャンセル。映画『Ray/レイ』(後述)ではこの出来事以降、彼が同州での公演から追放されたように描かれていたものの、これは事実ではなくその後も公演を行っている。キャンセルした公演のプロモーターに賠償金800ドルを支払ったにすぎない[10][11]

 

1979年4月24日、ジョージア州議会は「Georgia On My Mind (わが心のジョージア)」を「正式な州歌」と定めた。1980年には映画『ブルース・ブラザース』(1980年)に楽器店店主の役で出演し、「Shake Your Tailfeather」を演奏している。また、1985年にはUSAフォー・アフリカに参加し、「ウィ・アー・ザ・ワールド」のブリッジ部分でリードボーカルをとった。

 

2004年に、テイラー・ハックフォード監督の伝記映画『Ray/レイ』が公開され、アカデミー音響賞、主人公のジェイミー・フォックスアカデミー主演男優賞を受賞した。製作中に撮影現場で演技指導を行った際は、フォックスの演技に賞賛の言葉を送った。

 

しかし、2004年6月10日に肝臓癌で死去。73歳であった。完成された映画を観ることは出来なかった。また、彼をリスペクトするアーティストによる「音楽葬」が行われたことも話題となった。2005年2月13日、第47回グラミー賞授賞式では、ノラ・ジョーンズとのデュエット曲「ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン」が最優秀レコード賞となったほか、最優秀アルバム、ポップス・ボーカルやゴスペルなど、計8部門で受賞した。

 

「I Can't Stop Loving You / Ray Charles」