The Beatles - Come Together

Come Together

 

これまでにビートルズを更新した回は、下記です。

 

2番目のYoutube、ジョン・レノンのキレのあるVocalがいい音譜

 

リンゴ・スターのDrumsが非常に重要だったことが伺い知れるLiveアップ

 

ビートルズ後期の数多くある名曲の一つ

 

カム・トゥゲザー」(Come Together)は、ビートルズの楽曲である。1969年9月に発売された11作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『アビイ・ロード』に収録された。翌10月に「サムシング」との両A面シングルとしてシングル・カットされ、アメリカのBillboard Hot 100で第1位[3]全英シングルチャートで最高位4位を記録した[4]レノン=マッカートニー名義となっているが、実質的にはジョン・レノンによって書かれた楽曲[5]

発売以降、アイク&ティナ・ターナーエアロスミスマイケル・ジャクソンなど多数のアーティストによってカバーされている。

 

アルバム『アビイ・ロード』のセッション中であった1969年7月、レノンはリアリーのキャンペーン曲の「Come Together」というフレーズを使って、アルバム用の新曲を作曲[11]チャック・ベリーが1956年に発表した「ユー・キャント・キャッチ・ミー」をベースとした本作は、アップテンポのブルース調の楽曲として書かれ、歌詞ではベリーの「ユー・キャント・キャッチ・ミー」の「Here come ol' flattop / He come groovin' up slowly」というフレーズ[12]を「Here comes old flattop / He comes grooving up slowly」とわずかに変えて使っている[13]またレノンは、未完成の未発表曲「ウォッチング・レインボーズ」から「Shoot me」というフレーズを取り入れている[14]。歌詞について、作家のピーター・ドゲット英語版)は「各フレーズが流れていくのが速すぎて、一聴しただけでは理解できないが、サウンドが意味と同じくらい重要だ」と述べている[13]

 

本作についてレノンは、「この曲はファンキーだ。ビートルズの作品の中でぼくの好きな曲だと言えるし、またレノンの作品の中でも好きなものの一つだね。ファンキーで、ブルースっぽくて、ぼくもかなり上手く歌っているしね。サウンドが気に入っているんだ。踊ることも出来る。この曲は買いだね」と語っている[15][16]レノンが本作をバンドメンバーに披露したときのことについて、マッカートニーは「ジョンがこの曲を持ってきたときは、明らかにチャック・ベリーの曲によく似たアップテンポの陽気な曲だった。だから『もっとテンポを落として、アレンジを一変させよう。そしたらファンキーになって、チャックのレコードから離れられる』と言った」と語っている[7]

 

ビートルズの歴史家であるジョナサン・グールドは、「この曲にはたった1人のパーリアのような主人公がいて、レノンはもう1つの無愛想な自画像を描いている」と述べている[17]。1987年12月にテレビ番組『West 57th Street』で行なわれたセリーナ・スコット英語版)によるインタビューで、ジョージ・ハリスンは本作で2行だけ書いたことを明かしている[18]

 

1969年9月26日にアップル・レコードから『アビイ・ロード』が発売され[34]、「カム・トゥゲザー」はオープニング・トラックとして収録された[35]。10月6日にアメリカで、10月31日にイギリスでハリスン作の「サムシング」との両A面シングルとしてリカットされた[35][36]シングル盤は、1969年11月29日付のBillboard Hot 100で第1位を記録[3]し、全英シングルチャートで最高4位を記録した[4]

 

1969年7月21日に録音された本作のテイク1が、1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー3』に収録され[22]、2019年に発売された『アビイ・ロード (スーパー・デラックス・エディション)』のCD3にはテイク5が収録された[37]

 

「カム・トゥゲザー」は、2006年に『モジョ』誌が発表した「Beatles 101 Greatest Songs」の第13位[38]2010年に『ローリング・ストーン』誌が発表した「100 Greatest Beatles Songs」の第9位にランクインした[39]ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500では第202位にランクインしている[40]

 

「Come Together / The Beatles」