Band Aid - Do they know it's christmas 1984 | HD - Widescreen 16:9
1984年、アフリカの飢餓により食糧難を救うために、
イギリス、アイルランドのアーティスト達が立ち上がった
今では発起人のボブ・ゲルドフについては
「金儲け主義」
など賛否両論あるが、
立ち上げたことの意義は大きいのではないかと思う。
バンド・エイド (Band Aid) は、イギリスとアイルランドのロック・ポップス界のスーパースターが集まって結成されたチャリティー・プロジェクト。1984年、エチオピアで起こった飢餓を受け、発起人のボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロにより書かれた「Do They Know It's Christmas?」(ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス)を同年12月3日にリリースし、大きな成功を収めた。
これに触発される形でアメリカではUSAフォー・アフリカが結成され、ライヴエイドなどにつながる一連の大チャリティー・ブームを巻き起こした。
当時、ミッジ・ユーロの妻でコメディ作家としても有名だったアナベル・ジャイルズが手掛けていたテレビ番組にブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフがゲストで出演したことがあった。番組の収録後、夫に電話をかけたアナベルが、ボブが近くにいることを伝えると、ミッジがボブと電話を替わってくれないかと言い出した。ボブとミッジはそこで電話を通して会話を始めたが、その際の雑談の中でテレビで見たアフリカの飢餓問題について話題が上った。ボブが以前からこの問題についてあるアイデアがあることをミッジに伝え、これをきっかけにして「バンド・エイド」の構想が二人で練られることになった。
歌詞はボブが主に担当しているが、その中の一節"Well tonight thanks God it's them instead of you" <それ(飢餓の犠牲者)が君ではなく彼らだったことを神に感謝しよう>という部分があまりにひどすぎるとミッジに反対された。しかしボブはうわべだけの言葉ではなく、本音を伝えたいと彼の反対を押し切ってそのままこの歌詞が採用されることになった。ちなみにこの部分はU2のボノが歌っている。
参加者クレジット[編集]
オリジナル(1984年版)[編集]
- フィル・コリンズ(ジェネシス)
- ボブ・ゲルドフ、サイモン・クロウ、ピート・ブリケット、ジョニー・フィンガーズ(ブームタウン・ラッツ)
- スティーブ・ノーマン、マーティン・ケンプ、ゲイリー・ケンプ、ジョン・キーブル、トニー・ハドリー(スパンダー・バレエ)
- ミッジ・ユーロ、クリス・クロス(ウルトラヴォックス)
- ジョン・テイラー、サイモン・ル・ボン、ロジャー・テイラー、アンディ・テイラー、ニック・ローズ(デュラン・デュラン)
- ポール・ヤング
- グレン・グレゴリー、マーティン・ウェアー(ヘヴン17)
- マリリン
- カレン・ウッドワード、サラ・ダリン、シボーン・ファーイ(バナナラマ)
- ジョディ・ワトリー(シャラマー)
- ボノ、アダム・クレイトン(U2)
- ポール・ウェラー(スタイル・カウンシル)
- ジェームス・"JT"・テイラー、ロバート・クール・ベル、デニス・トーマス(クール&ザ・ギャング)
- ジョージ・マイケル(ワム!)
- フランシス・ロッシ、リック・パーフィット(ステイタス・クォー)
- ボーイ・ジョージ、ジョン・モス(カルチャー・クラブ)
- スティング(ポリス)
- デヴィッド・ボウイ (メッセージコメントで参加)
- ホリー・ジョンソン(フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド)
- ポール・マッカートニー (メッセージコメントで参加)
- スチュアート・アダムソン、ブルース・ワトソン、トニー・バトラー、マーク・ブレゼジッキー(ビッグ・カントリー)
- トレヴァー・ホーン(プロデューサー)
「Do They Know It's Christmas / Band Aid」