Chicago - Love Me Tomorrow (Official Music Video)
Chicago - Love Me Tomorrow
これまでにシカゴを更新した回は、下記です。
このピーター・セテラの美声は、やはり1980年代が1番いいですね
残念ながら直近15年は、ここまでいい声はLIVEでは出ていない
ボーカリストのピークは個人差あれど、やはりありますねー
『シカゴ16』(Chicago 16) は、アメリカのバンド、シカゴの13枚目のスタジオ・アルバム。1982年6月7日に発表された。
このアルバムはシカゴの新しい時代が始まることを宣言するものとなった。この後10年間続くワーナーとの契約において、最初にリリースされたアルバムでもある。
デイヴィッド・フォスターのプロデュースとしても最初のアルバムである。
そして、1978年の『ホット・ストリート』以来、シカゴにとって真の意味でのヒット・アルバムであり、バンドに商業的成功という意味での重要かつ長きにわたる「セカンド・ウィンド」をもたらしたアルバムでもあった。いくつかの意味で、1970年代のかなりの成功をもしのぐアルバムになった。
シカゴは、次の新しいアルバムのプロデュースをフォスターに任せることを決めると、(メンバーは1980年のシカゴ14を念頭に置いていたのだが)フォスターは、1980年代のシカゴのサウンドを根本から徹底的に考え直し、最新のマシンと技術を導入し、バンドの外に作曲家を探し、スタジオ・ミュージシャンをセッションに参加させるという、重要な変更を行った(TOTOのメンバー4人がそのテクニックをセッションで披露している)。
メンバー達の中で、バンドのスタイルの変化によって最も有利な立場に立ったのは、ピーター・セテラだった。音楽的な志向が、多くの部分でフォスターと共通していた。彼ら二人のアダルト・コンテンポラリー志向は、シカゴ16のあちこちに横溢している。
彼らのルーツであるジャズ・ロックのアンサンブルのスタイルからさらに遠ざかることになり、シカゴを若い世代の新しい聴衆の耳に届くようにするのに成功した。フォスターとセテラの協力によって、チャートに登場することのないバンドの舵取りが首尾良く運んだ。バンドは、コロンビアでの活動を終えて新しいレーベルに移籍し、新しいメンバーを迎えて(ビル・チャンプリン)この前までいたテリー・キャスはもう去った。ロバート・ラムも、個人的な問題のためにアルバム制作の大部分で関与すせず、かつての多作な作曲家も、新しいアルバムではわずか一曲にクレジットされるだけとなった。パーカッションを担当していたローディール・デ・オリヴェイラもまたシカゴ14とシカゴ16の間の時期に、バンドを去った。
1982年6月にアルバムが発表されると、シカゴ16はアルバムとしてビッグ・ヒットとなった。特に、「素直になれなくて (Hard to Say I'm Sorry)」は、アメリカでの2度目のシングル1位を記録することとなり、結局アルバム自体はプラチナ・ディスクを獲得し、第9位まで上昇した。
こうしてシカゴの未来は無事救われた。シングルは、映画「青い恋人達」のサウンド・トラックに収録された「素直になれなくて/ゲッタウェイ」で、長めのバージョンを聞くことができる。
「ラヴ・ミー・トゥモロウ(英語版)(Love Me Tomorrow)」はこのアルバムからのさらなるヒットとなったが、この曲は、後半に長いオーケストレーションをフィーチャーしている。
曲目[編集]
- "What You're Missing"* (Jay Gruska, ジョセフ・ウィリアムス) – 4:10/3:29
- "Waiting for You to Decide" (デイヴィッド・フォスター, スティーヴ・ルカサー, デヴィッド・ペイチ) – 4:06
- "Bad Advice" (ピーター・セテラ, フォスター, ジェームス・パンコウ) – 2:58
- "Chains" (セテラ, イアン・トーマス) – 3:22
- "Hard to Say I'm Sorry/Get Away" (セテラ, フォスター, ロバート・ラム) – 5:08
- "Follow Me" (フォスター, パンコウ) – 4:53
- "Sonny Think Twice" (ビル・チャンプリン, Danny Seraphine) – 4:01
- "What Can I Say" (フォスター, パンコウ) – 3:49
- "Rescue You" (セテラ, フォスター) – 3:57
- "Love Me Tomorrow"** (セテラ, フォスター) – 5:06/4:58
- "Daddy's Favorite Fool"*** (チャンプリン) - 3:52
- "*" は、ライノの再発盤で、完全バージョンからシングル・バージョンに差しかえられているもの
- "**" は、ライノの再発盤で、オリジナル・バージョンから若干編集されたバージョンに差しかえられているもの
- "***" は、ライノの再発盤でのボーナス・トラックを表している。
「Love Me Tomorrow / Chicago」