ピンクフロイド アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール

2006年 ドイツ ケルンにて、土曜日にとある同僚の家に招かれた。
 
その時に、地下1Fにオーディオ・ルームがあった。
音響施設が揃っていて、リッチな雰囲気だった。
 
日本の狭い住宅事情では なかなか地下1Fに音響施設は無く、
防音設備をしっかりと構築する余裕もなかったりするが、
ヨーロッパでは多くの家で こういうふうに地下1Fにオーディオ・ルーム設置のある家が数多くある。
 
その部屋で聴いた曲が これだ音譜
 
爆音が響き、サラウンド効果も相まって、ド迫力でオーディオ・ルームの良さを体感できたビックリマーク

 

『ザ・ウォール』 (The Wall) は、1979年11月30日イギリスで発表されたピンク・フロイドの2枚組コンセプト・アルバムロック・オペラ。全英3位・全米1位を記録し、全世界で3,000万枚以上売り上げるメガヒットとなった。また先行シングルとして発売された「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール (パート2) 」も全米・全英ともに1位を記録するヒットとなった。

 

発表当時の音楽業界にはパンク・ロックニュー・ウェイヴの波が押し寄せており、ピンク・フロイドを始めとするプログレッシブ・ロック勢は「オールド・ウェイヴ」と称され、若いロック・リスナーから無視されていた。そのような状況下にあって、この作品は全世界で爆発的なヒットを記録し、このバンドの底力を見せつけた。

 

アルバム発表後のワールド・ツアーでは、ステージ上に実際に「壁」を築き上げるという大掛かりなパフォーマンスが話題となった。2000年になって、このコンサートの模様を収録したライブ・アルバム『ザ・ウォール・ライヴ:アールズ・コート1980-1981』が発売されたが、公式の映像作品は未だにリリースされていない。

 

ロック・スターと思われる主人公ピンクの人生がストーリー形式で進行していき、そこから人間心理を描き出すという手法を取ったコンセプト・アルバムである。ピンクの人生の過程の中で感じる、学校教育や社会の中での抑圧・疎外感を「」に例えている。

 

1973年のアルバム『狂気』と同様に基本的にすべての楽曲が繋がっており、2枚組全曲を通してひとつのストーリーになっている。

 

アルバムは発売されるやアメリカを始め世界中でベストセラーとなり『狂気』以来のメガヒットとなる。ビルボードの集計によると15週連続でチャート1位を記録し[9]、アメリカだけで2,300万枚(全米歴代3位)を売り上げた。アメリカの集計では、2枚組作品は1セットの売上で2枚とカウントするので、実際の売上セット数は1,150万枚あまりということになる。2枚組のアルバムとしては、同じく2,000万枚を売り上げているザ・ビートルズの『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』と売り上げの差は僅差であるとされるが、現在わずかながら本作の方が上回っており、世界で最も売れた2枚組アルバムとされている[10]

 

このアルバムからシングル・カットされた「アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール (パート2) 」が、英・米チャート[11] で1位を獲得した。本国イギリスでは11年振りの発売となるシングルで、ピンク・フロイドにとって唯一のシングル・チャート1位獲得作品

でもある。

 

コンフォタブリー・ナム」も彼等の代表曲の一つであり、(ウォーターズのソロも含め)1980年代以降のライブで頻繁に演奏されている他、LIVE 8での再結成の際にも披露された。また、

「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・アルバム500」において第87位[2]、同誌読者投票『史上最高の二枚組アルバム』の2位[12]に選ばれている。

 

DISC1[編集]

# タイトル リードボーカル 時間
1. イン・ザ・フレッシュ?
In The Flesh?
ロジャー・ウォーターズ
2. ザ・シン・アイス
The Thin Ice
ウォーターズ デヴィッド・ギルモア
3. アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(パート1)
Another Brick In The Wall (part I)
ウォーターズ
4. ザ・ハピエスト・デイズ・オブ・アワ・ライヴズ
The Happiest Days Of Our Lives
ウォーターズ
5. アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(パート2)
Another Brick In The Wall (part II)
ウォーターズ
ギルモア
6. マザー
Mother
ウォーター
ギルモア
7. グッバイ・ブルー・スカイ
Goodbye Blue Sky
ギルモア
8. エンプティ・スペーシズ
Empty Spaces
ウォーターズ
9. ヤング・ラスト
Young Lust(作詞・作曲: ウォーターズ, ギルモア)
ギルモア
10. ワン・オブ・マイ・ターンズ
One Of My Turns
ウォーターズ
11. ドント・リーヴ・ミー・ナウ
Don't Leave Me Now
ウォーターズ
12. アナザー・ブリック・イン・ザ・ウォール(パート3)
Another Brick In The Wall (part III)
ウォーターズ
13. グッバイ・クルエル・ワールド
Goodbye Cruel World
ウォーターズ

DISC2[編集]

# タイトル リードボーカル 時間
1. ヘイ・ユー
Hey You
ギルモア
ウォーターズ
2. イズ・ゼア・エニバディ・アウト・ゼア?
Is There Anybody Out There?
ウォーターズ
ギルモア
3. ノーバディ・ホーム
Nobody Home
ウォーターズ
4. ヴィーラ
Vera
ウォーターズ
5. ブリング・ザ・ボーイズ・バック・ホーム
Bring The Boys Back Home
ウォーターズ
6. コンフォタブリー・ナム
Comfortably Numb(作詞・作曲:ギルモア、ウォーターズ)
ギルモア
ウォーターズ
7. ザ・ショウ・マスト・ゴー・オン
The Show Must Go On
ギルモア
8. イン・ザ・フレッシュ
In The Flesh
ウォーターズ
9. ラン・ライク・ヘル
Run Like Hell(作詞・作曲:ウォーターズ、ギルモア)
ウォーターズ
ギルモア
10. ウェイティング・フォア・ザ・ワームズ
Waiting For The Worms
ウォーターズ
ギルモア
11. ストップ
Stop
ウォーターズ
12. ザ・トライアル
The Trial(作詞・作曲: ウォーターズ、ボブ・エズリン)
ウォーターズ
13. アウトサイド・ザ・ウォール
Outside The Wall

 

「Another Brick In The Wall / Pink Floyd」