Buzzcocks - Ever Fallen In Love (With Someone You Shouldn’t’ve?) (TOTP, 1978)

 

 

 

ザ・スミスのジョニー・マーも在籍していたバズコックスを外しわけにはいかない音譜

 

イギリスのパンク・ロックを語る上で、バズコックスは重要な役割を占めるアップ

 

1976年結成だ。

のちに登場(1978年結成)するプリテンダーズにも多大なる影響があることを、

サウンド面から感じることができる。

 

バズコックスBuzzcocks)は、イングランド出身のパンク・ロックバンド

 

 

1970年代パンク/ニューウェイヴ・ムーヴメントから誕生したグループの一つ。

マンチェスター地域音楽シーンの草分け的存在として長らく活動していたが、象徴的メンバーであるピート・シェリー英語版)が2018年に亡くなっている。

 

 

1976年ロンドンセックス・ピストルズのライブを観て感銘を受けたピート・シェリーとハワード・ディヴォートによって結成された。

彼らは当時パンク・ロックの影響が及んでいなかった地元マンチェスターにピストルズを呼んでライブを行わせることを計画し、同年6月にこれを実現させた。観客はわずか42人であったが、その中には後にジョイ・ディヴィジョンを結成するバーナード・サムナーピーター・フックや、ザ・スミスモリッシーなど、後の音楽界を牽引する面々が含まれており、このライブはマンチェスターの音楽シーンを活性化させる契機となった。

この経緯はパンクの標語である「DIY(Do It Yourself)精神」の体現として後進のバンドからリスペクトを受けている。

なお、翌月に行われたピストルズによる二度目のマンチェスター公演ではバズコックス自身が前座を務め、これが彼らのデビュー・ライブになった。

 

バンドは1981年に一度解散。1989年に再結成して活動を続けていたが、2018年12月6日に創設者ピート・シェリーが心臓発作で死去した[1]

 

  • Maherの日本語(カタカナ)表記は一般的に「メイヤー」「メイハー」等だが、ザ・スミスの評伝「ザ・スミス・ストーリー 心に茨を持つ少年」(1988年9月・CBSソニー出版)には、メンバーのジョニー・マー (Johnny Marr)は本名がJohn Marrであり、当時のマンチェスターで既に有名人となっていたJohn Maherとは綴りが異なるものの発音が同じであるため芸名として「Johnny」をつけた、という記述がある。このことから原語での正確な発音は「ジョン・マー」であることがわかる。

 

 

「Ever Fallen In Love / Buzzcocks」