ELP 展覧会の絵 side A

 

 

みんな若い!!

 

2016年にキース・エマーソンのLiveを予約していましたが、

直前になって逝去のニュースが流れ、本当に残念でした。

 

今となっては生きているのがDrumsのカール・パーマーのみですが、

もう1度、カール・パーマーの素晴らしいドラミングが見たいです!!

 

ELPでしたら、やはり「展覧会の絵」をフルで(2番目のYoutube)御覧になるのが1番いいでしょう音譜

 

 

展覧会の絵』(てんらんかいのえ、Pictures at an Exhibition)は、イギリスにおいて1971年11月に発売されたエマーソン・レイク・アンド・パーマーライブ・アルバム

 

原曲は、19世紀のロシアの作曲家モデスト・ムソルグスキーが作曲した同名のピアノ組曲「展覧会の絵」。原曲以外にもラヴェル等によるオーケストラ・アレンジがあり、日本の冨田勲もシンセサイザー音楽にアレンジしている。ELPによる本作はラヴェル版の編曲を元にしており、全パートではなく抜粋、それにオリジナル曲を追加した構成になっている。また、原曲のテーマに合わせた「死と生」に関する歌詞をつけて歌っている。

 

このアルバムの発売経緯はかなり複雑である。1971年の1月から、ELPはセカンド・アルバム『タルカス』のリハーサルにとりかかっていた。それが終わってイギリス公演ツアーが行われ、3月26日には、イギリスのニューキャッスル・シティー・ホールで「展覧会の絵」を含むライブ録音が行われた。4月には初のアメリカ公演、そして5月には『タルカス』が発売されている。こうした流れの中で、「展覧会の絵」は、発売が未定のままだった。

 

だが、ELPの人気が高まるに連れて需要が高まり、2枚組の海賊盤(展覧会の絵を含むライブ)が出回る様になってしまった。事態を憂慮したELPサイドは10月になって海賊盤を市場から回収し、

11月(アメリカでは翌年1月)に、展覧会の絵+アンコールのナット・ロッカー(チャイコフスキーの『くるみ割り人形』の一曲である「行進曲」をロック調にアレンジしたもの。実はB.Bumble & The Stingersが1962年に出したNut Rockerのカバー)という構成の1枚組アルバムとしてリリースした。

 

作り手にとって不本意な経緯で発売された本作だったが、売れ行きはすさまじく、実質的に新作とは言えない内容でありながら、本国イギリスではチャート3位(2位と記載された資料もある)、アメリカでは10位まで上昇している。

 

ELPアレンジによる収録曲「展覧会の絵」は、このアルバムを含めて長年ライブ音源しかなくスタジオ録音は存在しなかったが、1993年のボックスセット『リターン・オブ・ザ・マンティコア』に約15分30秒の短縮版が収録され、翌1994年のアルバム『イン・ザ・ホット・シート』の最後にも収録されている。

 

アナログA面[編集]

  1. プロムナード - Promenade (Mussorgsky)
  2. こびと - The Gnome (Mussorgsky/Palmer)
  3. プロムナード - Promenade (Mussorgsky/Lake)
  4. 賢人 - The Sage (Lake)
    グレッグ・レイクのオリジナルであるが、原作品中の曲「ビドロ - Bydlo」のコード進行を取り入れている。
  5. 古い城 - The Old Castle (Mussorgsky/Emerson)
    「ブルーズ・ヴァリエイション」の変奏で、シンセサイザーのための導入と変奏からなる。
  6. ブルーズ・ヴァリエイション - Blues Variation (Emerson/Lake/Palmer)
    原曲の「古い城」の主題による変奏曲。ELPのオリジナルとクレジットされているが、最後から2分30秒の部分約15秒間では、ビル・エヴァンス作曲の「インタープレイ - Interplay」が引用されている。

アナログB面[編集]

  1. プロムナード - Promenade (Mussorgsky)
  2. バーバ・ヤーガの小屋 - The Hut Of Baba Yaga (Mussorgsky)
  3. バーバ・ヤーガの呪い - The Curse Of Baba Yaga (Emerson/Lake/Palmer)
    イントロは原曲の「バーバ・ヤーガの小屋 - The Hut Of Baba Yaga」の中間部のアレンジ。ヴォーカル部分の導入は「こびと - The Gnome」の引用。
  4. バーバ・ヤーガの小屋 - The Hut Of Baba Yaga (Mussorgsky)
  5. キエフの大門 - The Great Gates Of Kiev (Mussorgsky/Lake)
  6. ナットロッカー - Nut Rocker (Tchaikovsky/Fowley)