The Move - Blackberry Way
The Move - Blackberry Way (1969)
エレクトリック・ライト・オーケストラの前身と言われるThe Move
The Whoにも似たワイルドなステージが魅力です
ジミ・ヘンドリックスのALBUMにも参加したことがあります。
ザ・ムーヴ[2](The Move)は、イングランド出身のロックバンド。
1970年代に世界的成功を収めた「エレクトリック・ライト・オーケストラ」の母体となったグループ。2000年代、32年ぶりに旧メンバーにより再興され、2014年まで活動した。
ロイ・ウッドが産み出すポップ・センス溢れる優れたロックンロールの楽曲群と、「ザ・フー」の影響を受けたワイルドなステージングは後の多くのバンドに影響を与え、1960年代後期において重要なグループの一つとされている。
1965年末、ロイ・ウッド、カール・ウェイン、トレヴァー・バートン、エース・ケフォード、ベヴ・ベヴァンにより結成。
最後期のザ・ムーヴは、初期のビートバンド然としたサウンドの面影はほとんどなく、ポップでありながら重厚かつ前衛的な作風を展開し、「エレクトリック・ライト・オーケストラ (ELO)」へと移行する重要な足がかりとなった。
ザ・ムーヴ最後の作品である『メッセージ・フロム・ザ・カントリー』発表時のメンバーは、ロイ・ウッド、ジェフ・リン、ベヴ・ベヴァンの三名であり、そのまま初期ELOの中心メンバーである。ELO発足当初は、同じメンバーで二つの名前を使い分け、ライブはザ・ムーブ、レコードはELOとするなど、様々な試行錯誤が行われたが[4]、最終的にバンド名は「エレクトリック・ライト・オーケストラ」に統一された。
ザ・ムーヴとしての活動期間は5年程と短かったが、その間に多くのヒットを生み出した。
1969年のシングル「Blackberry Way」は全英チャート第1位を獲得した。
バンドとしては12枚のシングルを発売したが、そのうち7作品が全英トップ10にランクインした。
1stアルバムではサイケがかったビート・ポップだが、2ndアルバム辺りから演奏にハード・ロック、プログレッシブ・ロック的要素が加わっていった。ジェフ・リン加入後には後期ビートルズ的要素も加わった。そしてこれが初期エレクトリック・ライト・オーケストラの音楽性へと繋がっていった。
- ジミ・ヘンドリックスのアルバム『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』の収録曲「You've Got Me Floating」で、ロイ・ウッドとトレヴァー・バートンがバック・コーラスで参加している。
「Blackberry Way / The Move」