L.A. Guns - Sex Action

 

 

1984年にWアクセル・ローズが加入していたことでも有名な、L.A.ガンズビックリマーク

 

現在もバンド名を巡って裁判中という状況で、混沌としている。

 

1988年のバンド名を冠した1st ALBUMが1番好きだ。

この曲も その1st ALBUMに収録されている。


 

 

 

L.A.ガンズL.A.GUNS、エルエーガンズ)は、アメリカ合衆国出身のハードロックバンド

 

1980年代に隆盛したLAメタルグラムメタル、ヘアメタル)・ムーブメントの末期にメジャーデビュー。「ガンズ・アンド・ローゼズ」らと並び、バッドボーイズ系のロックンロール・スタイルで人気を博した。

 

1983年ロサンゼルスのクラブ・シーンでトレイシー・ガンズを中心に結成。一時期、アクセル・ローズも在籍していた。

 

1985年、"L.A.ガンズ"に、そのアクセル率いる"ハリウッド・ローズ"が合流して再編し「ガンズ・アンド・ローゼズ」が誕生。しかしトレイシーは短期間で離脱し、前身の「L.A.ガンズ」を再興する。

1987年には、イングランドのバンド「ガール」のヴォーカリストだったフィル・ルイス(フィリップ・ルイス)が加入した。

 

トレイシーとフィルのほか、ベースに元ファスター・プッシーキャットのケリー・ニケルス、ドラマーに元W.A.S.P.のスティーヴ・ライリー(ファーストアルバムの収録には参加せず、アルバムのリリース後の加入)ら名のあるメンバーで構成されたバンドは、デビュー前から注目を集めていた。その勢いのまま1988年の1stアルバム、翌1989年の2ndアルバムがプラチナムを獲得する。

 

しかし1991年以降、全米のロックシーンはオルタナティヴモダン・ヘヴィネスな方面に向かい、既存音楽の衰退と共にバンドも低迷し始める。

 

1995年にはバンドの顔だったフィルが脱退、トレイシーとライリーは当時LAのクラブシーンで大注目されていたゴシックロック・バンド=Bone Yardからフロントマン=クリス・ヴァン・ダールとギタリスト=ジョニー・クリプト(アルバムリリース直後にベースに転換)を勧誘して新生L.A.ガンズ(レーベルとの契約名称は「The」を新たに冠したThe L.A.Guns)を結成。以前とは違うヘビーネス路線にシフトしたアルバム「American Hardcore」をリリース。しかしアルバム1枚でその新体制は崩壊し、その後もトレイシーを残しメンバー・チェンジを繰り返していった。

 

1999年1980年代の全盛期メンバーで再結成が実現。しばらく活動するも2002年にリーダーであるトレイシーが、尊敬するモトリー・クルーニッキー・シックスと共に新バンド「ブライズ・オブ・ディストラクション」を結成するために脱退。以後バンドは、フィルの主導で活動していく。

「ブライズ・オブ・ディストラクション」を脱退したトレイシーは2006年、フィル率いるグループとは別枠で自らのL.A.ガンズを結成。二つの「L.A.ガンズ」がシーンで活動するという複雑な様相を呈し、トレイシー側が解散する2012年まで続いた。

 

その後フィル側のL.A.ガンズは活動を継続していたが、2015年にトレイシーとフィルは和解しライブで共演[3]。雪解けムードの中、翌2016年に両者は合流し新生「L.A.ガンズ」として再始動が決まる[4]

 

2017年、トレイシーとフィルが15年ぶりに共作した通算12枚目のオリジナル・アルバムを発表[5]

 

リユニオンが叶ったものの、それはフィル個人が独断でトレイシー側に合流したプロジェクトであったため、元々のバンドで残されたスティーヴ・ライリーは(元々デビュー当時のオリジナルメンバーではないけれども権利都合上の解釈として)「L.A.ガンズ」の正統性を主張。過去に在籍経験ある旧メンバー何名かを集い、こちらも現行名で2018年より活動を再開する。

 

そして2020年、バンド名使用権を巡ってトレイシー側が訴訟を起こし、また2派に分裂した状態が再燃している[6]

 

「Sex Action / L.A. Guns」