metal church - badlands
Metal Church - Badlands - Wacken Open Air 2016
今年の7月末に、2人目のVocal、マイク・ハウが55歳の若さで亡くなってしまった。
初代Vocalのデイビット・スウェインも2005年に亡くなっている。
とてもドラマティックな展開曲の多いMetal Churchは、クイーンズライチも大きな影響を彼等から受けていると感じる。
メタル・チャーチ(Metal Church)は、アメリカ合衆国出身のヘヴィメタル・バンド。
スラッシュメタルが成立する草創期の時代から、スラッシーなサウンドを内包したパワーメタルを展開し、後続に影響を与えてきた老舗のグループ。
NWOBHMにアメリカン・ハードロックの要素と、"驚くほどタイトなミュージシャンシップ”や”突き刺すような叫び声の”ヴォーカルを組み合わせて[1][2]、スラッシュメタルの形成に影響を与えたといわれる[3]。
1980年にアメリカ合衆国のサンフランシスコで結成されたが、翌年にワシントン州のアバディーンに拠点を移している。短期間だが「シュラプネル」という名前を用いていたこともあった。アルバムデビューは1984年である。
中心人物のカート・ヴァンダーフーフ(G)は一度バンドを離れたが、復帰以後はヴァンダーフーフが主導権を握り、作品の殆どを手掛ける。
1980年、カート・ヴァンダーフーフ(G)らを中心に、サンフランシスコを拠点にして結成された。
この時期にオーディションを受けた人物として、のちに「メタリカ」のドラマーとなるラーズ・ウルリッヒがいた[4]。
1981年にデイビット・ウェイン(Vo)が加入し、1984年に1stアルバム『Metal Church』、1986年には2ndアルバム『The Dark』をリリースしたが1988年に脱退、1989年、カートが一旦脱退し楽曲提供者という立場になり、マイク・ハウ(Vo)が加入しての3rdアルバム『Blessing in Disguise』、1991年には4thアルバム『The Human Factor』をリリース。この時期の作品は、バンドの最高傑作と評価する声も上がった[5]。1994年にはマイクが脱退し、事実上解散。1998年に再結成を表明し、デイビット・ウェインが復帰、翌年6thアルバム『Masterpeace』をリリース後、再度脱退する。
ボーカルが2004年からロニー・マンローに交代し、2014年まで在籍[6]。
そして2015年から約20年ぶりにマイクが復帰したが[7]、2021年7月末に死去[8]。2005年のデイビット・ウェインに続き[9]、二人目のレギュラーボーカルが亡くなった。
「Badlands / Metal Church」