ご無沙汰です。
少々忙しくしておりました。
久しぶりの更新いってみたいと思います。
めざましい進化をとげているモノのひとつに『地図』がある。
ナビゲーションシステムやGoogleアースなど、一昔前では考えられないほどの技術革新である。
日本地図の礎を築いた測量家・伊能忠敬先生がご存命なら、さぞや驚かれることだろう・・・
今や道に迷うことも困難なぐらいだ。
『道に迷う』
原因はいくつかある。
・方向音痴である。
・目印を見失う。
・現在地がわからない。
などがポピュラーなところだろう。
そんな原因を最先端の地図であるナビゲーションシステムはあっさりとクリアーしてしまう。
現在地と自分が進んでいる方向は矢印ひとつで表示され、目印については信号や建物はもちろん、複雑な交差点や標識に至るまで完全に画面上で再現される。
未開の蝦夷地測量に成功した探検家・間宮林蔵もびっくりである・・・
今や世界には謎に満ちた未開の場所などもなくなってしまったのかも知れない。
しかし、そんな時代を迎えても、人生において『道に迷う』ことは多い。
人生という世界では、方向も、目印も、現在地も確かなものは何もないからである。
それでも人は、様々な本を読み、多くの人の話を聞いて、方向を定め、
将来やりたい職業や目標とする人を見つけて、目印とし、
常に周りを気にして、悩みながら、現在を生きるのだ。
未開の地を探検するかのように・・・
それぞれが握り締めている謎だらけの自分だけの地図。
もしかしたら、あなたの持っているその地図は宝島へつながっているかも知れない。
少年時代、地図について感慨深い思い出がある。
青森に住む田舎者の自分が、初めて日本地図を目にした時・・・
大きなショックを受けた・・・
青森って・・・
こんな端っこなの・・・
ずっと真ん中だと思ってた・・・