2013.1.6 サロンコンサートin代々木 を終えて | 22歳のヴァイオリン弾き 岡本誠司のブログ

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ヴァイオリンの岡本誠司です!
コンサート情報や活動報告などを中心に更新していく予定です!
よろしくお願いいたします!


2013年の弾き初めは、年が明けてすぐの1月6日、サロン・デュオ(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-29-7 ドルミ御苑401)でのサロンコンサートでした!
2012年の8月にピアニストの鈴木慎崇さんをお迎えして第1回を開催させていただいて、今回はその第2弾!


ヴァイオリンとピアノによる2時間のリサイタルというと曲目の選択肢はたくさんあり、プログラムを考えるのもひとつの楽しみ(たまにひと苦労?)です。

クラシックの演奏会のプログラムの一番オーソドックスな形というと、前半はモーツァルトやベートーヴェンなどの古典派のソナタや小品から始めて、後半にロマン派や近現代の30分くらいの大きなソナタを持ってきて、最後は華やかで技巧的な曲で盛り上がる!‥といった感じでしょうか。
僕が3年前に王子ホールにて初めて2時間のコンサートをさせていただいた時のプログラムもそういう構成でした。

そんなバラエティに富んだプログラムも聴いててとても面白いわけですが、あえて何か強いこだわりがあったりコンセプトがはっきりとしているプログラムも良いのではと思いまして。

そこで第1回のプログラムはバッハ,モーツァルト,ベートーヴェン,ブラームスというドイツ語を母国語としていた作曲家たちの作品のみを集めたプログラムにしました!

↓その第1回のプログラムです!

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そして第2回は、後期ロマン派ばっかりのプログラムをやりたいという僕の((勝手な))希望で、ドヴォルザーク,チャイコフスキー,リヒャルト・シュトラウス,サラサーテの作品を集めました!!

特にR.シュトラウスのヴァイオリンソナタは僕がずっと好きで憧れていた曲でした。
ピアノパートの難しさとアンサンブルの難しさ、それに曲全体のバランスの取りにくさからか、あまりコンサートで演奏される機会は少ないのではないでしょうか。
23歳のシュトラウスの若さが溢れ、優雅さと勇壮さを併せ持ち、そしてなにより素晴らしいメロディーの宝庫なのにもかかわらず‥!笑

アンコールのフォーレ: 夢のあとに,サラサーテ: 序奏とタランテラを含めてすべて19世紀後半,後期ロマン派の時代の作品だったわけですが、お客様にはどう聴こえていたのでしょうか??
最初から最後までメインディッシュ続きという感じでお腹が破裂しそうだったでしょうか‥?(o_o)
弾いている側と聴いている側の持つ印象は異なることが多いものなので、気になるところです。


さて!
次回またこのサロンでコンサートをさせていただけるとしたら、どんなプログラムにしようかなー。(´-`).。oO
オール・ロシアもの?オール・フランスもの?オール・東欧もの?
はたまた古今東西の舞曲ばっかりのプログラムとか?
想像は膨らみます‥( *`ω´)( *`ω´)( *`ω´)笑


↓今回のプログラムとチラシ!

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↓ピアニストの碓井俊樹さん(右)と、譜めくりをしてくれた芸高の後輩(真ん中)と!
碓井さんには小学生の頃からずっとお世話になっています!

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岡本誠司