卒業に際して莉奈ちゃんが久しぶりに顔を見せてくれました。


んで、そん時に卒業式の時に野津くんと話していたという、こんな話をしてくれました。



「放送サークル、最後までやってよかったね。


  何がいいかって、奇跡的なまでにみんないい人ばかりだったから。」



まぁ普通のサークルならば、ちょっとは気が合わない人がいたりしてもおかしくないのだけど、放送サークルはそんなことはなかった、と。


そういえば、おくちゃんもそんなこと言ってたし、姉さんラジオをやっている時にななちゃんもよくそんなことを言っていたなぁと。





ただ、それをきいた私は莉奈ちゃんにこう言いました。



「放送サークルが"いい人"ばっかりだったのは、

                   本当に【偶然】だったと思うか?」




私は世の中には『長期的な偶然』などというものは存在しないと思っています。



例えば、


「5回連続でコインの表がでることはあっても100回連続ででることはありえない」


「今年の1年生はいい子ばかり」はあったとしても「3年以上にわたっていい人ばかりが来るサークル」などは確率的にありえない。



つまり偶然に見える何かが長期間続いた場合には何かそれが「必然」たりえる「理由」があるはずだ。



私はそういう考え方なので、莉奈ちゃん達がいう「奇跡」にも自分なりの理由をもっていたりします。





「放送サークルは、俺が支配する集団だったから、だと思うぞ。」


(もちろん、俺が支配する、の中には莉奈ちゃん、野津君も含まれるのですが)




話は変わりますが、昨日は大人の飲み会がありました。



みしまやの三島さんや玉造の角さんをはじめ毎回、参加されるのを楽しみにしてもらえる、そして私自身も心から楽しめる会です。



昨日ははじめてファーエンドテクノロジーの前田さんにも来ていただいたのですが、「楽しかった」「次もぜひ」と言っていただけました。



でも考えてみればここにいる人それぞれ、私SEIJIとのつながりはあっても相互のつながりはない人達なんですよね。


でも皆さん恐ろしい早さで意気投合し、またヒロフミさんの後輩で私と直接関係があったわけでないハラショーさんも、今や私の中でちゅうそんと並んで「年下なのにすごい人」(いろんな意味で)と口にしてはばかりません。



これに関して三島さんが言ってられたことがそのままで



「不思議なことに今まで好きな人に紹介してもらった方は私も好きになることが多いんです。


だからちゅうそんさんにしてもタクさんにしても伊藤さんのお知り合いの方を紹介してもらえる時はすごく楽しみなんですよ。」






放送サークルは私の影響力がとても強い組織です。直接口に出さなくても



「私に従えないのならば、出て行きたまへ」



というオーラや雰囲気をいろんなところに感じさせる組織になっていますし、それは私が意図してそうしてきました。




一部の「みんな仲良く」とか「人間関係でぎくしゃくするのはイヤ」という人からみると「なんでSEIJIさんはあんな波風立たせる言い方するのか」と思っているだろうことはよくわかっているのですが、そのたびに



「この俺の”不遜な態度”が、

       この居心地のいい環境を作っているのがわからんか。」



と思っていたり。



私は、思ったことはできるだけ口にするようにしていますし、他人がなんといおうが、自分が良くないと思うものはボロクソだし、逆によいと思うものは絶賛します。



それについてさわこにもよく言ってましたが、



「個性的な人は、多くの人に嫌われ、深く人に愛される。」


「誰にも嫌われない人は、誰にも愛されない。」



私は統治者として多くに嫌われ、深く愛される方を選びました。



理由は2つ。



・呉越同舟、同床異夢が常だった平成政治史において「私に従えるか」という踏み絵を行った小泉自民党のみが歴史上希に見る強い突破力を誇った。


・放送サークル自体、過去2回の部長交代の際に混乱し、大量脱退・パージ(追放)を経験したが、組織はその後格段に強くなった。



私のアタマにはこの2つがあったので、よいことか悪いことはともかく




「放送サークルを私の色に染め上げる。それが肌にあわない人はどんどん辞めていくだろう。


しかしその分、残った人には同じ価値観を共有できる居心地のいい状態が提供される。


最悪クビを切るのも含めた"合わない人を辞めさせる"という芸当ができるのは心優しい野津くんや莉奈ちゃんでなく私だけだ。


こういう俺の隠れた計算があるから"奇跡的"にいい人ばかりになったように見えるのだ。」



(こういうことを言うと○○が辞めたのは忙しかったからとか他の理由をいう人がいるけれど、最後まで残った野津くん、莉奈ちゃん、トネさん、おくちゃんにしても、決して暇だったわけじゃなく、長期のお休みを挟んだ後でも戻ってきてくれたのは"忙しさ"に勝る"魅力"があったからに他ならず、辞めるというのは"忙しさ"に勝る"魅力"を感じられないからというのに他ならない)




事実、莉奈ちゃんに



「仮に今、映像班の連中がいたり、俺が追い出したような人間が未だにおったとして、今の雰囲気であったと思うか?」



と問うと



「た、確かに・・・。少なくても私は辞めていたかもしれない・・・。」



放送サークルが他の学生団体と違うのはこういう組織(オルガナイズ)、統治(ガバナンンス)に通じている人間がいるということじゃないかと思ったり。



他にもこういう深謀遠慮みたいなことはかなりあるのですが、コンシェルジュの中で最上さんがいう「サービスされたこともわからない、でも確かに存在するサービス。それが最高のサービスだと思っています。」というのに私も賛成なのであんまりそういうこと言わないんですけどね。(ただ誰かに聴かれるとずーっとしゃべってたりする(^_^;))




ということで今日はこの辺で。それではまた明日!



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