あんまり時間もないのでサクサクっと更新。
いつか言ったみたいに徹底した広告不信のSEIJIとしては「じゃぁ、どういう広告なら信じるか」ということをよく考えるわけです。
で最近の結論は...
1.「素人」の言うことは信じる
お金をもらうという意味のプロは、結局その人にお金を払っている方に向いては悪くは言わないモノで、どうしてもバイアス(歪み・偏り)を疑ってしまいます。
そういう意味でAmazonレビューや2ちゃんねるの評価なんかをつい見てしまうのはそこに「金銭的な補正」がかかってないと一般的に思われているからでしょう。
2.「専門家」の言うことは信じる
TV番組や行政のイベントでも「大学教授」や「評論家」みたいな人がよく呼ばれているのはわかりやすい説得力を持つから。
"種類を知っている"と"それに費やした時間・手間・金銭が一般人より多い"という特徴を持つので他人が苦労して得た知見を披露していると思われる場合はスラっと受け入れられる気がします。
うちは何が強いかというと「島根大学放送サークル○回生の○○です。」と自己紹介した段階で1.が力強く発揮されるのですよね。だから言うことを信じてもらえやすい。
また「専門家」というのも、なにもプロである必要はなくて「オタク」であれば充分。
つまり突き詰めた個人の情熱から得られる知識や目利きの能力があれば身分が学生であっても「専門家」と認識されるでしょう。
なので「素人」でありながら「専門家」を擁してモノを紹介すれば、かなりの説得力をもって聴いてもらえるんじゃないかという仮説のもとにみしまやインフォには望んでみたのですが、私の理論通りだったのでよかったです。
ちなみに同じくウチの学生が出演してるマーブルテレビさんの「mキュン」で紹介してもそこまで劇的な変化は出ないのじゃないかなぁと勝手に思っていたり。
あれは「素」がでていない、つまり見ていて「素人」だと認識されず、言っていること、やっていることは「mキュンが紹介している」と認識されてる気がするので、学生を使うのであれば、あれはちょっともったいないよなぁと。
そういう使い方するならば学生は"悪い意味で素人"と作用するのでそれならばタレント的な誰か、というかまだ福嶋アナ自身が語った方がよく伝わるし、いい効果が出るんじゃないかなぁと。
と、まぁ同じように"学生をつかった紹介番組"を作る者としてみてたり。
まぁだからこそ、みしまやインフォにおける私の立ち位置は
「私の目の前にいる学生は"素人"であり"専門家"なんですよ」
というのの保証だったりします。
(みしまやさん他、大人の意向は一切はいっていません)
(本人が「良い!」と思うモノを自主的に選んで紹介してくれています)
(この子のソレにかける情熱、心意気はハンパないでしょ?)
というのを聴いている人に言わずとも、雰囲気で伝える。
やはり「俺はスゴい」と言っている人より「この人はスゴい人なんですよ」と誰かが紹介してくれた方がより説得力をもつし、私は字面に含まれない”ウラの意味”を言葉に込めるのは得意だと勝手に思っているので。
そういう計算の上にやっているのでうちの学生が紹介したのはそれなりに信頼してもらえるのではないかなと。
あと「原稿作り」においても最近は「2つのスゴさ」を必ず入れろと言っています。
1.客観的なスゴさ
全米No.1の大ヒット、全世界20カ国で1000万台以上販売実績、○○という番組で人気に火がつきたちまち全国に波及・・・、のような、要は「みんな、イイと言っている」というような部分のことです。
やはり皆さん日本人なので他の人の評価を気にするので、こういうごまかしのきかない形の評価はとても効果を発揮します。
2.主観的なスゴさ
ひらたく言えば「紹介している人にとって、ソレがどうであったか。」という部分です。
TVでも映画館から出てきたばかりの人が「感動しました!」って目を腫らせながら言っていたり、健康食品でも「これに変えてからとても調子がいいです。」と下に※これは個人の感想であり・・・みたいな摘発逃れの注意書きと一緒に出る奴です。
客観情報は感情の"熱さ"が伝わらないという欠点があるのでそれを補う「個人的な熱さ」「惚れ込み」は必ずいれるべし。それがないならば紹介なんてするな。これが持論です。
みしまやインフォはその実験としてとてもおもしろかったし、みしまやさんも惜しげもなくデータ開示してくれるので理論と実証の相関の考察がとても楽しかったです。
ただ同じコトをしていても飽きるので、また仮説をたてていろいろ実験してみたいと思います。
さくっと書くつもりがまた長くなった。それでは!
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