「こだわり」があることほど
なかなかうまくいかなくて
逆に「どーでもいい」って
思えることの方がうまくいったりする。
投げやりというより
「どっちでもいい」って感じで
強いこだわりがない状態。
仕事の「やり方」に
こだわりがある人は
ある人の「やり方」が許せなかったり、
自分の「やり方」を妥協出来なかったりして
その「やり方」で苦しさを味わうし
夫婦は「こうあるべき」という
「夫婦像」にこだわりがある人は
相手の「夫婦像」とのギャップや
自分の「理想の夫婦像」との
ギャップに苦しくなる。
このように
男とは
女とは
仕事とは
お金をもらうという事は
母親とは
家族とは
親子とは
子供とは
恋愛とは
こうした方がいい
こうあるべき
これがあるべき姿
みたいな「こだわり」があると、
その物事はなかなかうまくいかなくなる。
「べき」とまでいかなくても
「こうしたいな」に「絶対」が
着けば同じくらい強いこだわりになる
「こだわり」って、
言い換えると「偏り」
偏ってるというのは、
右にしか曲がらない
クルマのハンドルのようなもので
選択肢が限られてる状態。
コッチしか選べない状態。
で、なぜ「そっち」しか
選べない状態なのかっていうと
逆を「怖れ」てるから
「あっち」にだけは行きたくない
「あっち」に行くのが「怖い」
そうすると不思議なことに
その「怖い」と思ってる方に
むしろ引っ張られていくんよね
初めて自転車に乗った時や
スノボーを初めてやった時に
経験することだけど
「ぶつかっちゃダメだ!」って
思ってる人や壁の方に
なぜか向かって行くもんね(笑)
マジで、ものの見事に(笑)
出来るようになってくると
わかるんだけどあれって
「行きたい方向」を向けば
ちゃんとそっちに曲がるんよね
寝ちゃダメだと思うと
逆にどーしようもなく眠くなったり
笑っちゃダメだと思うと
むしろ笑けてくるのも同じで
なぜか「ダメ」だと
思ってる方に引力が
あるかのごとく引っ張られる
そんな時は、一旦
「寝てもいっか」
「笑ってもいいわ」って
「ちょっと一回笑おうや」
みたいに言ったらみんな
ドッッハーーーーって
笑いだすことあるもんね
で、一回笑ってしまえば
そんなに面白いことでも
なかったことに気づくっていうね
ダメだと思ってる方を許して
「どっちでもいい」って状態になれれば
フラットな状態になれる
面白かったら笑ってもいいし
面白くなかったら笑わなくていい状態
あ、なんか
「笑う」って例えだと
ちょっとズレてきた感じもするけど・・
まあ、ようするに
「偏り」って「選択肢」
が限られてる状態だから
逃げ場がなくなる時があったり
切れないカードが出てくる時がある
だから、「勝ち方」に
マイルールがある勝負師は
別の勝ち方を選択出来ない
逆にその「偏り」がない人は
その場その場で「最善」の
選択肢を選ぶことが出来るから
逃げ道もたくさんあるし
選べるカードもたくさん持ってる状態
「え?それアリなん?」
「それずるくない?」
って言われても勝ちに行く。
でも、結局「こだわり」って
そのひとの「美学」とも言えるから
うまくいくことよりも
その人の「美学」を貫くことを
選ぶってのもいいのかもね
結局、それすら
どれを選んでも自由。
僕も、「こだわり」が
強いものほど苦しめられますもんね(´ε`;)ウーン…
でも、それであまりに行き詰まった時は
それにあんまり「こだわり」のない人の
話しを聞いて見るのもいいね
こだわってみたり
手放してみたりを
もっと自由に出来るといいかも