地方から大阪公立大学に


来た諸君。


なんばはミナミ


梅田はキタ


って言うよ。


梅田は大阪駅でもある。


あべのハルカスは


天王寺にあってそこは


あべの橋ともいう。


その辺には通天閣も


あって新世界がある。


もうウロウロしたかい?


USJへは西九条で乗り換えるんだよ


大阪は活気にあふれてるだろ?


だが、大学のある


中百舌鳥は


まあまあ田舎だろ?






さて、前回の話の続き


休みの日に息子達を


学童野球チームが練習をしている


小学校のグランドに


連れていったのだが、


そこで


私は一つミスをしている。


息子達の小学校には


野球チームが2チームあったのだが


私はなにも調べず


校門入口に近いほうで


練習をしているチームに


近づいたのだ。


すると、コーチの人が


「見学でっか?」


と近づいてきて、


息子達はさっそくノック練習に


加えてもらえたのだ。


ある程度の基礎は


出来ていたので


うまいなーうまいなー


って言われ


さっそくチームに入るように


誘われ、


入部することになった。


が、


そのチームは


2チームあるうちの


昭和な指導をするチーム


だったのだ。


もう1チームは


上品な指導をするチームで


あった。


そう、私は


なにも考えず、


昭和な感じのチームへ


連れてきてしまっていたのだ。


時は2009年だったと思うが


時代と逆をいく怒号、


罵声、体罰はあたり前の


チームであった。


そして、弱かった。


練習試合に行っても


大量得点を奪われ


ピッチャーはノーコン


守備はボロボロ


サインプレーどころではないのに


サインを出しサインミス連発


極めつけは


負けても子供達が


悔しがってないという点だ。


また、その日の練習メニュー


も決まっておらず、


朝から日が暮れるまで


無計画な練習をしていた。


コーチ達は


タバコを吸い、怒鳴り散らす。


そして、


いつの間にか私は


コーチとしてスタッフのメンバー


になっていたのだが、


練習後の飲み会で


おもっいきり不満を


ぶちまけてみた。


すると、


監督やコーチ陣も


本当は勝ちたいのだと


でも、子供達も父兄も


スタッフも思いが


バラバラなんだと。


父兄は保育所みたいな感じで


子供を預けていき


ヘッドコーチは月一回程度しか


見に来ず、


監督は父兄同士の揉め事に


巻き込まれ、


運営するので手一杯なんだと


でも、勝ちたいのだと。


市の大会で勝って県大会に


行きたいのだと。


だんだんみんなが


思いを熱く語るように


なってきたのだ。


長くなっちまった


今日はこれくらいに


しといたろう



おしまい