さて、

この日曜に

TOEICのテストを受ける予定だ。

追い込みは出来ていないが、

のべ勉強時間は

11月から数えると

着実に増えている。


(mikanアプリより)


次男も一緒に行くことになっている。

彼は私より単語力とリスニング力と

リーディング力と文法力がある。

そう、それは、

全てにおいて私にまさっていると

いうことだ。

最近、彼は興味深い見解を

言い出した。

数学は遺伝だが

言語は訓練でなんとかなるのだと。

遺伝に関してはスポーツで

例えてきた。

例えばバスケットボール。

一流と呼ばれている選手の大半は

身長が高い。

これは、

当人がコントロール

出来ないマターなのだと。

それを、自分の同級生を

実例に説明してきた。

小学生の時はうまいうまいって

チヤホヤされていた友達が、

中学になると、身長が伸びず

レギュラーの座を周りの子に

奪われていったのだと…

残酷なスポーツだと。


その点、英語はどうだ。

遺伝なんかないだろ?

小さい時からやらしておくのが

正解だと。

でも数的処理は違うのだと。

遺伝だと彼は言う。


遺伝によって

競争するには酷なジャンルが

すでに決まってるのだと。

小学生までは気付かないが

年齢を経てその差は

大きくなるのだと。

小さい頃は訓練によって

神童と呼ばれていたが、

大人になったら、自堕落な

生活をしている人もいるだろ?と

遺伝には

勝てない…

と若干21歳の次男が

語りだしたのだ。


これは、資本主義における

資本家と労働者の関係にも似ている。

資本家は、ずっと資本家であり

続けるしくみを作っている。

がゆえに、

労働者は歯を食いしばって

働こうが、

その付加価値は資本家に搾取される

だけなのだ。

と、

そう言ってる

当人は私の血を継いでいるのだが、

私の少年時代を

言い当てている。

小さい頃から賢い賢いと

呼ばれチヤホヤされていたが、

それは、

いざ進路選択や

バイトの選択

就職先選択において

遺伝的要素が強く作用し、

結果、ご先祖様と似たような

人生をたどっていないか?

ということだ。

いやあ…

自分が

20歳そこらの時

そんなこと考えたことなかったな…


おしまい