マンガ
課長島耕作を知っているか?
危ないことをせず、保身を考える
タイプなのだが、社内の派閥争い
に巻き込まれながらも、自身の信念
に従って困難を乗り切っていき、
それに伴い、だんだん偉く
なっていく話だ。
島耕作は課長⇒部長⇒取締役⇒常務
専務⇒社長・・・
と年月を経て昇進している。
そして、毎回と言っていいほど、
話に女性が関係しているのだ。
…
…
さて、私事だが
課長から次の役職に昇進するようだ。
が、
際立った業績を出したわけでは
ないですし(おすし)
際立った技術特許を取得した
わけでもない。
私は、
出世のために、なりふり構わず
行動するタイプでもないですし
(おすし)
社内派閥に巻き込まれても
いない。
では、理由はなんだ?
現部長に文春砲が当たったのか?
リッツカールトンのお部屋で
コンパをしたのか?
はたまたアパホテル
で事におよんだのか?
ノンノン
彼はそんな男ではない。
理由は、
現部長がとあるプロジェクトを
推進するために他部署へ
異動することになり、
私がその空席の後任に指名
されたのだ。
いわゆるスライド式だ。
…
ところがだ。
ところが、
まだ辞令が出ていない。
もうすぐ月をまたぐのだが、
辞令が出ていないのだ。
私の気持ちは
結婚詐欺にあったことはないが、
結婚詐欺にあったみたいだ。
いやいや、
次部長な、次部長なって
ほんまは宴会部長やねんって
宴会部長詐欺かもしれぬ。
…
実際に辞令が出ないと
さすがに自称世界のエンジニア
である私も昇進ではなく
傷心するだろ…
…
まあ、いいか
おいらはエンジニアなのさ、
エンジニアは役職じゃないのさ、
新しい仕事のたびに
女性も登場しないのさ、
技師なのさ
ギッシギシだぜ
…
整いました。
出世とかけまして
春の選抜高校野球とときます。
その心は?
実力なくても
選ばれる時あるよ。
運なのさ…
おしまい