マンガ

課長島耕作を知っているか?

危ないことをせず、保身を考える

タイプなのだが、社内の派閥争い

に巻き込まれながらも、自身の信念

に従って困難を乗り切っていき、

それに伴い、だんだん偉く

なっていく話だ。

島耕作は課長⇒部長⇒取締役⇒常務

専務⇒社長・・・

と年月を経て昇進している。

そして、毎回と言っていいほど、

話に女性が関係しているのだ。






さて、私事だが

課長から次の役職に昇進するようだ。

が、

際立った業績を出したわけでは

ないですし(おすし)

際立った技術特許を取得した

わけでもない。

私は、

出世のために、なりふり構わず

行動するタイプでもないですし
(おすし)

社内派閥に巻き込まれても

いない。

では、理由はなんだ?

現部長に文春砲が当たったのか?

リッツカールトンのお部屋で

コンパをしたのか?

はたまたアパホテル

で事におよんだのか?

ノンノン

彼はそんな男ではない。


理由は、

現部長がとあるプロジェクトを

推進するために他部署へ

異動することになり、

私がその空席の後任に指名

されたのだ。

いわゆるスライド式だ。





ところがだ。


ところが、

まだ辞令が出ていない。

もうすぐ月をまたぐのだが、

辞令が出ていないのだ。

私の気持ちは

結婚詐欺にあったことはないが、

結婚詐欺にあったみたいだ。

いやいや、

次部長な、次部長なって

ほんまは宴会部長やねんって

宴会部長詐欺かもしれぬ。




実際に辞令が出ないと

さすがに自称世界のエンジニア

である私も昇進ではなく

傷心するだろ…





まあ、いいか

おいらはエンジニアなのさ、

エンジニアは役職じゃないのさ、

新しい仕事のたびに

女性も登場しないのさ、

技師なのさ

ギッシギシだぜ




整いました。


出世とかけまして

春の選抜高校野球とときます。


その心は?

実力なくても

選ばれる時あるよ。

運なのさ…


おしまい