さて、今日も書こう。

鼻につくくらいがちょうどいい。

私には発信する義務がある。


さて、

大阪公立大学工学部に

ご縁があったとしよう。

しかし、

そもそも

工学部ってなんだ?

っていう旧帝大ならどこでも

いいんだよってくらいに、

ほぼほぼ受験対策しか

してこなかった

世間知らずの

ヘイ、ガイズ!

大阪公立大学工学部は入試時に

①機械・建築・都市系

②電気・電子・情報系

③応用化学・化学工学・材料系

の3類から選択する必要がある。

私は②の類だったのだが、

現在機械装置を設計製作する

会社にいるので、

①について説明しよう。

機械工学は、

数学と力学が基本だ。

その他英語などの教養科目を

履修するが、

工学の基礎は数学と物理なんだ。

電気系も履修しておくとベター

なのだが、まずは、

数学・物理系の必修単位を取得

する必要がある。

えっ?

まだ数学やんの?

そう、やるよ。ずっとやる。

工学において数学は基本なんだ。

2年生までは教養科目の

授業が続く。

なんだよ、つまんねえな

ってなるが、

しゃあないのだ。

研究者・技術者になるには

基礎教養がいるのだ。

工学部生は

ヤングなちゃんねえと遊ぶより

ヤング率を使った計算を学ぶ。

流行りの店の行列に並ぶんじゃなく

線形代数の行列を学ぶんだ。

セブンイレブンでたむろったりせず

微分積分とたわむれるのだ。

なので、

いきなりCADを使って図面を

描き、金属を加工して、

自動機械を作って、

ウィーンウィーンって

トランスフォーマーみたいな

ことはやらないのだ。

そんなことをすぐやりたいのだったら

専門学校にいけばよい。

情報工学部も同じだ。

いきなりプログラミングして、

カタカタカタカタ

映画のようなハッキングを

学ぶわけではない。

ずーーーーーーーと

数学がつきまとって

くるんだよーーーーーん。

なんで数学かって?

物事を解析するのに数学が

必要なんだよーーーーん。
(どうだ鼻についてきただろ?)

大学とは研究者を育てるん

だよーーーーーーーーん。

特に田舎の進学校では

工学部でなにを学ぶかの

ディーテールを教えてくれない

でしょ?

だって工学部卒業して、

進学校の高校の先生になる人

滅多にいないからね。

優秀な人材は、もう皆様の

お役に立つ研究者か技術者に

なってるんだよ。

と、話がそれてしまったが、

あまり民間企業がやっている

ような面白そうなことは

大学はやっていない。

特に国公立大学工学部はそうだ。

ホームページで研究室を見てみよう。

受験勉強しかしていない

高校生である君たちには

理解できないものが多いはずだが、

それについていくための学問を

学ぶことになる。

私が大学生のころ、

帰省するたびに

「せいいちはなにしよるんぞ?」

「それ勉強してなんになるんぞ?」

と、村人達からよく聞かれていた。

「大学行っても金持ちには

なれんのじゃろ?」

その通りなのだが、

今現在、私の設計した機械で

作られた商品はほぼほぼ全ての

国民が目にしている。

そう、工学部を卒業したエンジニアは

皆様の知らないところで、

役にたっているのだ。

考えてみてくれ。

皆さんが、朝から見てるスマホ、

会社に行く時の電車や自動車など、

それら、全てエンジニアの

生み出したものなのだ。

プラスチックだってそうだ。

その材料無しでは

生きていけないだろ?

それらも研究者と技術者の

おかげなんだよ。

と、

今から学ぶ基礎教養科目の

その原理原則がどのように

世の中の役にたっているのかを

つきつめていってほしい。

それが、大学なのさ。


そういうのを考える環境に

大阪公立大学工学部は

あると思います。


なので、前期は

京大阪大名大九大

東大北大東北大

とか東工大神大に

チャレンジしよう。

中期日程に大阪公立大学を

チョイスしておくのだ。

幸運を祈るよ。

グットラック




おしまい