きよみは、私がサクラ生命退職まで唯一心を許していた先輩だった。


私は仕事の時間の殆どを、仕事の時間として使っていたので(当たり前なんだけど、この世界じゃ当たり前じゃない)、お茶を飲んで愚痴を言い合う友人はいなかった。


だから、ペア活動(二人で営業をして、契約は折半にする事)をしていたきよみとだけは色々話が出来た。


しかし、今思うときよみがいたから、私に近づくものはいなかったのだ。

それに気が付いたのは今の会社に入社してから。


遅すぎた...。


一緒に活動していた10年間、私はいろいろな面で利用されていた。


それに全く気が付かなかったのは、きよみが人を騙すのが上手いからなのか、私がただアホなだけなのか...。


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そのきよみの日常的な営業方法は、 「年齢詐称&家族詐称」 である。


きよみは私の15歳上なので、現在50歳。


しかし、30代の頃から8つさばを読んでいた。


まぁ、女性だし、本当の年齢を言いたくないのは分かる。だから、さばを読んでるのはまぁいい。


でも、きよみはず~っと独身(バツイチ)で通っているのだ。


旦那さんはしっかりいるし、大きな子供が2人もいる。


でも、ちょっとお金持ち風の男の人と知り合いになると、上の子供の事は言わずに、下の子供の事だけ話し、加えて身障者の妹の世話をしているから再婚も出来ず、一人で頑張っていると、言うのだ。


そのおかげで、20万もの大金を貰ったり、「女性なんだからブランドの鞄の一つも持ちたいでしょう?」と、ヴィトンの大きな鞄を買ってもらったりしている。


いつもそのヴィトンの鞄と、古臭い安物の営業鞄の2つを持ち歩き、相手によって変えるのだ。


その様子をリアルタイムで見ていた私は(お客さんには会った事がない)、年をとっても魅力がある人なんだなぁと、きよみのような年の取り方がしたいと憧れていたのだから救いようのないアホ。


もちろん、体の関係があるとかないとか、そんな話は全くしない。


「この間お客さんに突然、20万円分のプレゼントをあげるって言われて、欲しい物がないって言ったら、20万円振り込んでくれたのよ~!!いいお客さんでしょう?」


「この間、ヴィトンのお店に行って好きな物選んでおいでって言われて、娘と二人で私は鞄、娘は財布を買ってもらったの。娘にまでくれるなんて優しいでしょう?それも、下心があるわけじゃなくて、私達は物色しに行って、欲しい物をメモして渡したら次に会ったときにくれたの。下心があったら一緒に行ってその後ホテルにでも誘われると思わない?そういうのは全然ないのよ。」


「この間、○○会社の部長さんから、野球のチケットをペアで貰ったの!娘と一緒に行きなさいって!下心があったら二人で行こうとか言うよね?だって、すっごく高い席で、○○席なんだよ。(私が野球に興味がないので内容を忘れました)それを娘と二人でって2枚くれたんだから凄いよね!」


本当に貰うわ、貰うわ!

そんなお客さん、どこで知り合うのよ。


どこで知り合うのか聞いても、「地区の人」とか、「お客さんからの紹介」って言っていたんです。


本当の所は、後になって分かったのだけど、その頃はきよみの言葉は全て信じていましたから、素直に


「いいなぁ~。私もそんな人と知り合いになりたいわ。」


って言いながら、羨ましがっていた私は本当に馬鹿でした。


どうやって知り合っていたのかは、又後のお話で...。


前回のブログに書きましたが、私は紹介者とトレーナーとのトラブルで入ったと同時に「いじめ」にあっていたのですが、楽天的なこの性格が良かったのか、悪かったのか、全然気が付いていませんでした。


「やっぱりお母さんが言ったとおり生命保険は厳しいなぁ...。」


と思っていたのです。


★ 初日

   同期のマリさんと商店街に飛び込み。

   薬局のおばあちゃんに

   「今は高校生のアルバイトでも保険の仕事が出来るようになったのね。」

   と言われる。

   そんなに幼く見えるのか!とショックを受けた。


★ 2日目

   担当のトレーナーと担当地区を決定。

   地区に配るチラシなどの用意をする。


★ 3日目

   一人で50件分のチラシを配りに行く。


★ 4日目

   トレーナーと飛び込みの練習。

   トレーナーが最初3件くらい前に立ってお手本を見せてくれる。

   4件目は私がやってみる。

   しどろもどろで言葉が出ない。


★ 5日目 6日目

   トレーナーと同行。

   アンケートが何枚か取れる。


★ 7日目

   今日から一人で行きなさいと言われる。

   「え~~?」

   と思いながらも、

   「さすが生命保険。厳しいなぁ。」

   と厳しいのが当たり前なのだと納得してしまう。

   本当は「いじめ」の1つ。

   とりあえず、もらったアンケートから占いを作って届ける。


   何件か1人で飛び込みをしていたら、

   昔サクラ生命ともめたという人に出くわした。40歳くらいの女性。

   言っている意味がさっぱり分からない。

   でも、もの凄く怒っていて、凄く怖い。

   「すみません。」

   と、何度も謝っても収まらず、その女性も勢いに乗ってしまったのか、

   怒りはドンドンエスカレートしていく。

   (怖いよ...。)

   20歳のまだ子供の私は、オロオロするだけでどうしていいか分からず、

   そのうち、涙がウルウル...。

   「泣けば済むと思って!!!!(バタン!)」

   ドアを閉めた時に私の肩にドアが思い切り当たった。

   「痛い!」

   思わず出た叫び。

   「痛かったら、もう二度と来ないで!」


   ひどい...。まだ1週間だというのに...。


   まだ20歳だし、就職先はいくらでもある。

   こんな悔しい思いしてまで続ける意味なんかない!

   もう、や~~~~めた!


   突然、通っていた高校に向かった。

   部活の先生のところに行き、泣きながら話した。


   「確かに生命保険の仕事は厳しいかもしれない。

    でも、まだ入社して7日だろ?

    たった7日でサクラ生命の何が分かったって言うんだ?

    たった7日で嫌になって辞めたいって言っていたら、

    次のところに行っても、すぐ辞めるって言い出すぞ。

    もう少し頑張って、もう少しサクラ生命の事が分かってから

    辞めてもいいんじゃないか?」


   その後、先生と色々話をしている内に、段々気持ちがほぐれて来た。


   そして、泣き止んだ時には


   「じゃあ、私、もう少し頑張ってみます。

    先生、もし3ヶ月頑張って、それ以上続けることにしたら、

    ご褒美に何か入ってくれる?(^^)」


   「はぁ~?俺がか?まぁ、しょうがないなぁ。

    頑張れたらだぞ!」


   「うん。分かった。3ヵ月後を励みに頑張ってみる!」


そうして、私のこの後の運命が変わったのでした。


3ヵ月後、頑張って続けることにした私は、約束どおり、先生に設計書を持って学校へ出かけました。


いくらご褒美だからといっても、後で先生に

「いい物勧めてくれたな。」

って言われたいので、当時すっごく利子の高かった「養老保険」に下の息子さんの名前で入って貰う事にしました。

若い人を被保険者にする方が、保険料が安くてすむので、結果利率が良くなるのです。


15年満期だったので、そう言えば来年の2月くらいに満期になるんだぁ...。


「綾野、本当にこんなに沢山増えたのか?凄いなぁ。いい保険勧めてくれてありがとうな。」


先生のこんな言葉がきっと聞けると思います。

天国の先生、見ていますか?

私はまだ生命保険のお仕事をしています。

あの時、先生の叱咤激励がなかったら、きっとこの仕事はしていないと思います。

先生のおかげで、あの後一生懸命勉強して頑張りました。

先生から聞けなかった言葉を、今、他のお客様から一杯聞く事が出来ました。

他の仕事をしていたら、出会えなかった人たちばかりです。

私をこの世界に居させてくれてありがとうございました。


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私は7日間で生命保険の仕事から逃げようと思いましたが、恩師のおかげで、今の私が居ます。


そして、今のお客様達のおかげで、私はこの世界で息づくことが出来ています。

一人一人が、私の恩師です。


感謝の気持ちを忘れずに、これからはもっともっと役に立てるよう、FPとしても知識を磨き、頑張りたいと思います。


今日は、ちょっと暴露の話ではありませんが、私の保険セールスの原点なので、書いてみました。


つまらない話でごめんなさい。


* あまりにも訪問数が少ないので、保険関係のブログ3件に

  に勝手にトラックバックをさせていただきました。

  無断でしてしまってごめんなさい。m(__)m


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交通反則金を保障します。
ライセンス保険のパイオニア
全日本交通相互保障協会

私は、20歳の時からいつも一人でした。


もちろん会社以外の友達は沢山いるほうだと思います。

でも、会社ではいつも一人でした。


生命保険の仕事を20歳でやっている人は少ないので、私の営業所には私と同じ年頃の同僚は一人もいませんでした。

きょうこは私より2つ違いでしたが、結婚していて子供が生まれたばかりのきょうこと私では世界が違うという感じでした。


生命保険の仕事というのは、誰かの紹介で入社するものなので、当然私にも紹介者がいるのですが、紹介者は私が入社する前にトラブルを起こしたらしく、仲間はずれになっていてその影響で私にもトバチリが当たっていました。


「ゆみこの増員した子は絶対に面倒見ないから。」


研修室のトレーナーは、私の紹介者のゆみこにそう言ったそうです。


そんな事全く知らない私は、1ヶ月遅れで入社し、同期の人たちと久しぶりに顔を合わせ、同期の皆が先に行ってしまったような、遅れを取ったという感じがして、凄く不安なまま、研修室に入りました。


「かなみさん(私の事 もちろん仮名)は、○○会社で営業をされていて、営業は慣れていますから、色々教えてもらうといいですね。」


朝礼で嫌味を言われました。


ゆみこさんとのトラブルを知らない私は、嫌味だとも思わず、素直に取ってしまい照れていました。


「いえ、ルートセールスですから全然出来ませんが、よろしくお願いします。」


簡単な挨拶をして席に着きました。


朝礼が終わり、私の担当のトレーナーが私と、同期のマリさんを呼び、言いました。


「もう、他の子達は自分で飛込みが出来るようになっているの。マリさん、かなみさんと一緒に商店街に行ってアンケート取ってきて。」


マジ?!前の会社では2週間くらいの研修があり、ベテランセールスに付いてどんな営業なのかを見てから地区を与えられ、お客様を中心に回るというものだったのに、今日から出勤という私に飛び込みをして来いなんて、さすが生保!厳しい!!


意地悪されているなんて全く想像していない私は、素直に生保だからだと思ったのでした。


商店街に行くと、マリさんは平然と


「じゃあ、私は左の店を順番に飛び込むから、かなみさんは右を行ってね。」


と、言いニッコリ微笑みました。


「あの~。私、どうしたらいいんですか?」


「名詞を出して、挨拶して

  『この商店街の担当になりましたのでご挨拶に伺いました。』

って言えばいいのよ。で、このアンケートに書いてもらって終わり。」


「はぁ。あの~。一度見せてもらっていいですか?」


「...うん。まぁいいけど、私も1ヶ月だからうまく出来るかどうか...。」


「いいです。感じだけつかめれば。」


「分かったわ。じゃあ、後ろにいてね。名詞を出したら一緒に出してね。」


「はい。」


これが私の始めてのサクラ生命での初日でした。



私は頑固です。


昔から「大学は大学に行かなければ出来ない職業に就くために入るところ」とおもっていました。

専門的な勉強をしたり、資格を取ったり...そうしないと将来の夢が叶えられないという人は大学に行って勉強するんだと...。

でも、夢も目標もなく大学に入る人が居る事は知っていました。

そういう人は軽蔑していました。中学生の頃から。


「いつまででも親のすねをかじって生きてるなんて最低!」


...よく言っていました。本当に頭固いですよね。


独立心は人一倍あったと思います。


だから、高校は技術的な事が勉強できる高校を選びました。

親に迷惑を掛けたくないのだから、当然私立は頭にありませんでした。


思う通りの高校へ入り、普通に部活動を楽しみ、普通の高校生活を送り卒業しました。

特別「これになりたい!」という夢はなかったので、普通に就職して事務職を経験し、前の会社に転職しルート営業を経験し...気が付いたら「生保レディ」でした...。


この文章を読んでどういうイメージを持たれますか?


多分、地味~な、がり勉ポクてめがね掛けてて...そんなイメージを持たれた方も居るかもしれませんね。


確かにそうかもしれません。

今でこそお化粧もしますし、ちょっと良い生地のスーツも着ますが、当時はスッピン、髪は真っ黒(今は黒髪も流行ですが)地味な服、それもスーツとも言えないような...、すっごくだっさい女の子だったと思います。


だから、営業に着ていく服がなく、その頃原色のスーツが流行っていたので、黄緑色のAライン方パット入りのスーツを買ったのを覚えています。(^^;)

メチャクチャ勇気がいりました。


飛び込み営業をすれば、お店の人に高校生だと思われるし、プランは気に入ってもらえたのに「もっとベテランの人連れてきて」って言われるし、あの頃は悔しくて悔しくて早く30歳になりたいと思っていました。


30歳になればもっと信用が出来、簡単に契約してもらえるような気がしていたんですね...。


でも、それがあったからこそ、逆に色々勉強しはじめました。

年齢で信用が得られないなら、知識で信用を得るしかないと思ったからです。


だから、頑張って沢山の本を読んで、他社の保険の勉強もして、何を聞かれてもその場で答えられるように努力しました。


そのおかげで、年齢関係なく信用が得られるようになってきました。


私の周りの保険セールスが私以上に勉強している人はいるでしょうか...。

今の会社私以上に専門的な知識を持った人は沢山います。

社会保険労務士、銀行マン、証券マン、不動産業、建築業(これは保険にはあまり関係ないけど)色んな分野から転職してきた人が多いからです。


もちろん、外資系だからといってすばらしい人間ばかりではありません。

年齢はかなり上だし学歴は上だし前職もなかなかの大手会社に勤めていて黙っていたら凄いセールスに見えるのに、話し出したら「何だこいつ!馬鹿か!」と思うような人も居ます。(汚い口調ですみません)


それでも、今までよりは数倍レベルが高いのは目に見えて分かります。


そんなの当たり前ですよ。

生保レディの8割は「素人」ですもの。

2割はちゃんとした人かな。


でも、その2割の人も今流行の姉歯氏の言葉ではありませんが「生活がかかってるんですよ。仕方がないでしょう。」の世界です。


頭の固い私には、そういう世界にはなじめません。


まぁそういうエピソードも後々お話させていただきます。


きょうこと私は、1ヶ月違いでサクラ生命に入社しました。


きょうこは入社後3年くらいでサクラ生命を退職し、バラ生命保険に入社しました。

バラ生命保険は、採用の時に経験者だとかなりの優遇で雇ってもらえるという事で、きょうこは30万の保障という事で入社しました。


きょうこは、綺麗で色っぽくて結構男の人に人気がありました。

サクラ生命の頃でも、それがねたまれる原因にもなっていました。

なので、立場的には移った方が、気持ちも楽だったのではないでしょうか。


しかし、バラ生命で3年勤めた後、きょうこは又サクラ生命に戻ってきたのです。


「どうして戻ってきたの?バラ生命で頑張ってたのに。」

「だって、やり方が汚いんだもん。」

「厳しいって事?」

「そうじゃなくって...。」


きょうこは、言いにくそうに...でも、言いたそうにしています。


「バラ生命ってさ、付け契約が凄く多いんだよね。」

「契約をつけてくれるの?いいじゃん。」

「そうじゃなくって...。名前だけ貸してくれる人を探してくればいいって言われるのよ...。」

「はぁ?どういう事?」


詳しい話を聞くとこうでした。


営業所には2~3人の「トレーナー」という、管理者がいて大体5人くらいを受け持つそうです。

トレーナーは基本的に固定給で、受け持ったセールスの成績によって、少し手当てが付くという事なんです。

お給料のうち、5万円は暗黙の了解で「保険料」として使うという事が決まっているという事で、5人受け持っていれば、1人に1万円ずつ保険料として使ってくれるという事なんです。


ようするに、セールスに「誰か名前だけ貸してくれる人を探して来なさい。」と言い、セールスは「無料で保険に入れるのだからと名前だけ貸して」と友達に頼むのです。

お金を払わなくてもいいなら...と、友達はOKしてくれて、申込書を書いたり診査を受けたりしてくれます。


保険料は他人口座からの引き落としは出来ないので、本人の口座で登録するのですが、引き落とされる口座に毎月お金を振り込む形のようです。

2年の間に解約すると、色々ペナルティがあるので2年経ってペナルティがなくなってから解約するか、名前を借りた人がそのまま続けたいって言われるのなら続けてもらいます。

大体続ける人が多いみたいです。(会社の思う壺)


2年以内に、セールスが辞めてしまっても、解約するか名前を貸した人が続けて払うかを選んでもらいます。


名前を貸した人は、お金を払わずに万が一の時には保障されてお金が入ってくるし、解約するときも解約金が支払われるわけですから、悪い事はありません。


だから、堂々と法律違反をしていても外に漏れず、当たり前のように続いているのではないでしょうか・・・。


きょうこのチームは6人で、今までは予算オーバーで回ってきていなかったのですが、一人が辞めたという事で1万円が浮く事になり、とうとう(やっと?)「誰か名前貸してくれる人を探してきなさい。」と言われたのでした。


そうやって、1件「ご褒美」として名前だけ契約をつけてもらったきょうこでしたが、そこまでしなければならないバラ生命の営業方法などを段々信じられなくなり、サクラ生命を知っているだけに嫌気がさしてきたという事なのです。


私「メチャメチャいい会社だねぇ!(皮肉)」

き「でしょう?それは沢山ある許せない行為の中の一つに過ぎなくて、私もやってもらったのだからあまり言えないけど、段々嫌になってきちゃってさ。」

私「そりゃそうだわね。そんな事を“当たり前”にやっているって事は、もっともっと詐欺行為的な事をしてるって事じゃない?あ~、怖い!」


その人はきょうこの周りには沢山の人だかりで、興味津々話を聞いていました。


そして、それを証明する日が偶然3ヵ月後に来てしまったのです。


その日、私は友人3人と居酒屋さんで夕飯を食べていました。すると、一緒にいた「A子」が、ポツリときょうこの話を始めました。

一緒に居た2人ともA子の友人で、私はA子を通して2人と友達になったのです。


A「きょうこ、又サクラ生命に戻ったらしいね。」

私「うん。びっくりした。」

A「でもさぁ、1年位前に電話がかかってきて、お金を払わなくてもいいから保険の手続きだけしてって言われたのよ。」

私「えっ?(A子だったの?)」

A「お金は他の人が払ってくれるって事になってるからって、手続きだけしてって言われたの。」

私「うん。うん。」


A「で、途中で何かあっても保障してくれるって言うし、解約する時は解約金をくれるって言うし、別に損する事がなかったんで、いいよって言ったんだけど...。」

私「それで?」

A「私が損保の保険の事が聞きたくて電話したら、何かめんどくさそうで全然話しに来てくれないし、挙句の果てに-退職するから今無料で入っている保険解約してもいいし、そのまま掛けてくれてもいいし、どうする?-って言ってきたのよ。」

私「何それ?!いきなり?」

A「うん。辞めるつもりだったら損保の話しに来てくれなかったんだなとは思ったけど、名前を貸してる保険の事、そんな簡単に言われても、どうしたらいいか分かんないし、ちゃんと説明に来て欲しいのに電話だけなんだよね。」

私「まじ...?(そんな明るみに出ちゃ困ることを電話だけで終わらせようって思ったの?)」


A「頭にきて、こっちで手続きするわって言ったら...。」

私「うん。うん。(窓口行かれちゃ困るから私がするって言うわねぇ)」

A「-そう?じゃあお願い。-だって!」

私「...。(嘘だ...)」


A「結局、解約しずに今でも掛けてるのよね。」

私「嘘~~~~!それ、会社にとって一番の思う壺じゃん!」

A「でしょう?そしたら、最近になって又電話してきて-あれどうなった?まだ掛けてるんだったら、あれをサクラ生命に変えない?-って言われてさぁ!」

私「嘘~~~~~~~~~~~~!(凄い度胸!)」

A「頭に来たから、会社に来ているスミレ生命のセールスの人に代えようと思ってるんだ。」

私「その方がいいかも。」

A「きょうこには絶対に金輪際関わりたくないわ。」


あ~あ、A子は本当にいい人なのに、詐欺の片棒担がせた上に、怒らせちゃって...。


-バラ生命のいい加減さに嫌気が差して辞めたの-


あなたはバラ生命に合っていると思います...。



前の会社とダブっている間の1ヶ月、「何時でもいいから名前だけ書きに来て」と言われた。


きちんと入社出来るようになったら、新人さんばかりが集まる研修室に入る事になっているのだが、通常の勤務が出来ない間、ベテランさんばかりの営業所に出勤の名前だけ書きに毎日行った。


「1件だけでいいから契約出してね。あるんだよね。」


営業所の所長さんが私に言った。


一応、友達が入っていないから入ってもいいよと言ってくれていたので、

「一応約束はしているんですけど、何も分からないからどうしたらいいんですか?」

と、聞いた。


すると所長さんは

「私がついて行ってあげるから名前と生年月日だけ教えて。作っておくから。」

と、言われた。


でも、それでは勉強にならないし、友達で失敗しても許してくれると思ったので、ちゃんと自分で作って、書類も自分で準備する事にした。


結局、一緒についていってもらっても仰々しくなるし、友達にプレッシャーをかけるのも嫌だったので、まずは私が教えてもらって、いい所悪い所を理解した。


結局、定期付終身保険で、普通死亡保障2000万円と終身保障部分が500万円で、保険料の変わらない「全期型」、入院保障5000円 保険料8000円 という物に決まった。


今思うと、本当に安い保険だったなぁ。


資料を作っている時に、営業所長さんが私に近づいてきてささやいた。


「資料を絶対に机の上に出したまま席立っちゃいけないよ。特に申込書は。」


「分かりました。でも、どうしてですか?」


「他の人がその資料を見て、契約を取りに行っちゃうから。申込書なんて名前書いて出されたら終わりだよ。」


そんな非常識な事ありえない!!

だって、お客さんの所へ行ったらバレちゃうし、申込書を勝手に名前を書いて出したら、その時点で事務員さんにばれちゃうのに!!


でもそれは、過去にその営業所で本当にあった事なので、新人の私に「気をつけるように」と注意してくれたのでした。


注意をするという事は、その人はまだいるの?

誰なんだろう?って考えても名前も顔も知らないし、来月から違うところへ行くのだからいいや...と、深く考えないようにした。


今、コンプライアンスはとても厳しく、お客さんの名前と生年月日の書かれたメモでも机に置いておいてはいけません。

トイレに席を立つ時でさえ、鍵のかかった引き出しやロッカーに入れてからトイレに立つくらいの注意をはらいましょうという決まりになっています。


しかし、その当時は今ほど厳しくはありませんでした。


でも、そういう危険性があるからという事で、その営業所の机の上はいつも綺麗で、ペン立てと大した事のないチラシのような物やパンフレットくらいしか置いていないような営業所でした。


まぁ、見た目が綺麗だから、それはいいんですけどね。



私がサクラ生命に入社したのは、まだ好景気の頃でした。

前職はルートセールスで、その仕事も大好きだったのですが、契約社員だったのでちゃんとした就職をしようと思っていた時、私の会社の担当として来ていた「ゆみこさん」と出会い、その人が熱心に誘うので、親の反対を押し切って「3ヶ月だけ」という約束で入社しました。


しかし、契約の方が1ヶ月残っているのに試験に受かってしまったので、次の月からにしてもらいたいと申し出たところ「大丈夫だから」と言われ、そのまま1ヶ月社会保険も、厚生年金もダブってしまったんです。


20歳だった私は大人の人が「大丈夫だから」と言うわけですから、信用してしまってお任せしてしまったのですが、今から考えるとせっかく受かったのに次の月にしたらもう一度試験の受けなおしになるし、ましてや「受かったのに入社出来ませんでした」という報告をしたくなかったのだと思います。

後、私の気が変わる事が一番怖かったのかも。


でも、まぁ本当に後で何もなかったのですから、「大丈夫」だったのでしょう。


ですから、入社はしたのですが、前の会社を退職するまでの1ヶ月間、両方に席を置いた状態で前の会社の最後の引継ぎをしていたのでした。

本当にごめんなさい。前の会社の方達...。m(__)m


これが私の15年の歴史の始まりです。

何となく、先行きに不安を感じるスタートのような気がします。




やっぱり私のエピソードは、前の会社の話が多いのですが、ちょっと主な出演者の紹介をしておこうと思います。

あまりにも真実を細かく書きすぎると、ばれちゃうかもしれないので、年齢や家族構成、取引会社の内容などは変えてあったり、真実だったりしますが、許して下さいね。


主な登場人物


● きよみ=50歳(サクラ生命歴20年・電機メーカーと建築会社担当)

  夫=きよし(会社員)

  長女=ありさ27歳

  次女=小春21歳

● さとみ=49歳(サクラ生命歴15年 新人のサポートをする部門に勤務)

  夫=さとし

  長男=裕也20歳

  長女=真美21歳

● きょうこ=37歳(バツ1)(生保会社を転々としている。現在ユリ生命保険会社勤務)

  彼氏=よしき40歳(バツ1 子供は奥さんが引き取る)弁護士

  長女=ゆみ15歳

  長男=としき

● みゆき=45歳(バツ1)(サクラ生命保険を退職後工場のラインに勤務)

  長男=つよし

  長女=さやか


もっと沢山いるのですが、主な登場人物はこの4人になります。

よく出てくるので、覚えておいて下さいね。


もちろん「サクラ生命」「ユリ生命」は架空の生保会社です。


始めまして。私はある生命保険会社に勤める者です。

ハンドルネームは...何にしようかなぁ...迷っちゃいますね。(^^;)

こういうのって初めてだし、何かをイメージしたものがいいのかな?

それでは「かなっち」と呼んで下さい。

本名とは全く関係ないのですが「○○さん似だね!」とお客様に言われまして、その「○○さんの名前から取らせていただきました。

よろしくお願いしますね!!m(__)m


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今、私は本当に怒っています。

生命保険のセールスの皆さん、本当にそれでいいんですか?

あなた達がいい加減なセールスをしているから「どうせ生命保険のセールスでしょ」って私まで言われるじゃないですか!


私は本当にお客様の笑顔の為に頑張ってきたのに、あなた達のおかげで私の信用も丸つぶれ!


もちろん、お客様は「かなっちさんは違う事分かってるから心配しないで。」「あなたの事は信用しているし感謝しているから。」って言ってくれます。

でも、結局「同じ穴の狢」って事になっちゃうんですよ。


一番腹が立つのは、いい加減な事(犯罪まがいも含む)をしている人の中で、それを巧妙に隠して、同じセリフをお客様に言われている事です。

そういう人はうまく騙せていることに酔っていて、いつまでも繰り返すんですよね...。


もちろん、私と同じ気持ちで腹立たしく思っているセールスの方も沢山いると思います。

そんな方は、どんどんコメントに書いて下さい。

メールで送ってくださったら、他の方の経験として、ブログの本編に載させていただきますので、遠慮なくメールを下さいね。


まだ書きなれていないので、読みにくいと思いますがどうぞよろしくお願いします。


何せ生保歴長いので、エピソードは本当に沢山あります。

すこしずつ小出しにしていこうと思います。


意見も沢山お願いしますね。

イラスト得意な方、イメージ画像とか送って下さったら嬉しいです。(そんな人はいないかぁ!)


それでは!!