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 掌編・『禁煙』
 
 一般に、「最も中毒性の強い物質はニコチン」だと言われています。
 
 アルコールや、覚せい剤、麻薬等をおしのけて堂々第一位。
 
 が、アル中やシャブ中ほどに、問題行動につながらない?ので、今のところ禁止薬物には至っていない。
 
 が、健康に悪いし、受動喫煙という厄介な副流煙、副作用等あって、「禁煙があるべき共通の社会目標」と、そういうコンセンサスが広まってきていて、で、「世界禁煙デー」も、公認になっているのだろう。
 
 タバコが、コロンブスのアメリカ大陸発見により世界中に広まったのは有名。他にはインディアンもそうですね?梅毒もそう。
 
 インディアンは、コロンブスは最初、インドにたどり着いたと思っていたからで、現代はネイティヴ・アメリカン(アメリカ原住民)と、呼称が変わっている。コーヒー豆もコロンブス以前には人類一般は知らなかった。
 
 ボクはたばこは吸わないし、吸えません。無理すれば可能で?ハマってしまう可能性もある。が、近づかない方が賢明という判断です。
 嗜好品と言えばだいたいがアンビバレントな、悩ましいものになる。酒もそうだしコーヒーもたびたび飲みすぎて失敗します。エナジードリンクもそうなる。ニンニクもそうなってしまう。「葷酒山門に入るを許さず」というのはそのためだと思う…
 
 覚せい剤に嵌ってしまうと「人間やめますか」ということになるのでさすがにそこはタブーです。
 
 だから快感があるものには、だいたい副作用がありがちで、性行為も範疇ですね?〇ックス依存症もあります。
 
 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」で、中庸という言葉がありますが、これを英訳すると「golden road 」黄金の道、となる。
 
 アリストテレスという歴史上の最高の賢人と言われる人も、「答えはその中間にある」と箴言を残した。
 
 タバコでも、生活やら手持無沙汰で間の悪い時の句読点にはなります。らしい。必携アイテムのように思う人もいそうです。JT(日本たばこ)のCMとかは、しかし、宣伝しすぎても悪いが、「吸うな」というわけにはいかないし、作る人は混乱する感じになるだろう。で、サラ金でもそうかもですが、CMのニュアンスが面白いと言えば面白い…
 
 今ちょっと調べると、JTグループの理念が「心の豊かさを、もっと」というコピーーらしい。健康には悪いが?という意味で、クルシーと言えばクルシー表現w
 
 ボクなどは、「心の豊かさ」どころでなくて、最低限のお金にも事欠いている…
 
 禁煙とかダイエットとか言っていられる人はまあ幸福なんであって、無数に貧しくて、あるいは病気やら障害で不幸のどん底という人はおられるのであって、ボクも one of them に過ぎない。が、誰であれ「肺がんの最終段階」とか突然宣告されると、たちまち「一番不幸な人」の一人なってしまう…人生にはそういう陥穽がままあり、板子一枚下は地獄、などとも言う。
 
 禁煙デーはあんまり関係ないが?いたずらに悲観も楽観もせずに、あせらずくさらず、精進努力していこうと思います。
 
 JT、と聞くと、ダイゴという人なら?うーん「ジャパンの凋落ですね」というかも知らんがw