にんにく料理は好き?

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 何かで読んだのですが、FDA、Federal Diet Agency ?の、これはアメリカ食料局という役所だと思うが、その報告に、「がん予防に良い食材」の、ヒエラルキー?の図が載せてあって、その三角形の頂点にある食品が、にんにくでした。
 
 要するに、種々様々の食品のうちで、もっとも「がんの予防」に適しているのが「にんにく」らしいという、公式の発表があった…権威のある、信憑性が高い報告、そういう意味ですね?
 
 なぜ、どういう成分がいいのかとか、そこまでは読んでないが、従来に、にんにくは好きで、常食しているので、思わぬ発見だった。料理の定番。隠し味。アリシンが疲労回復に良い。強力な抗酸化効果もある。滋養強壮。キューピーコーワゴールドは、ニンニクの塊らしい…そういう基礎知識はまあ、常識でしょうが、そういう様々な効能の総合かもしれないが、がんの予防にもいいらしい…多くの人に好まれ汎用されるものには、やはり伊達ではない良さがあるのか?そういえばショウガやコーヒーとかにも新発見されたいろいろな効能があるとも聞く。(健康雑誌とかにはそういう記事がどっさりあるよな~)
 
 にんにくは、そのほかにもいろいろな連想が可能なアイテムです。
 
 吸血鬼はニンニクが嫌いという…十字架や太陽光、杭とかも苦手らしいですね?これは、だいたいがニンニクが魔除けにいいとかという、万能の食物と思われてきたこととつながりがあるそうです。
 
 「葷酒山門に入るを許さず」という。これは、匂いのきつい、にんにくや、あるいは酒類は、僧侶にはご法度という、そういう意味です。五蘊盛苦?というのと似ている?…
 にんにくを、あるいは忍辱と書いたりする。これは、匂いがきつくて、元気を出そうと思ってなんか意馬心猿?でカッコ悪い?そういうことを耐え忍ぶ、そんな意味をかけているらしいです。
 
 相田みつをさんの書画に、「にんにくは生だと辛くて食べられませんが、料理の隠し味には欠かせないものです。煩悩即菩提。欠点がそのまま長所」というのがあって、よく暗誦します。仏教の言葉らしいが、肯綮を穿っているなあ?と思う。
 
 若いころからよく、ニンニクの生をすりおろして、ジュースに入れたり、冷ややっこにかけたりして、即席の強壮剤みたいにして疲れた時に食べたりしていた。だいたいが虚弱なたちで、(「蒲柳の質」というか?)こういう何か気付け薬のようなものを飲まないと、やっていけないかんじだったのです。
 
 あるいはユンケルになったり、風邪薬になったり、高麗人参になったり、変遷や流行はあるが、ニンニクはまあ、安くて手軽だし、僕の日常生活においてずっと定番で、常住坐臥「必須座右の秘薬」?みたいなホンマ得難い旧友、腹心の友、というような存在だった…
 
 猫には「マタタビ」があって、大好物で万能の薬。なぜそうなのかは謎だが、そういうことになっている。マタタビの枝を置いてやると、猫はうっとりと陶酔して、マタタビに取り縋りつつ、ゴロゴロ言いながら眠ってしまう。知っている人は知っている光景です。
 
 人間にとっては、酒とか、あるいは「にんにく」がそういう植物、百薬の長なのかもしれない。