第5部の「カップル喫茶編」で書いたMとのプレイ以来、自分内カップル喫茶ブームが到来した(notみうらじゅん的マイブーム)。俺はあらゆる手を使い、カップル喫茶へ同行してくれる女性を探した。驚いたのは、カップル喫茶に興味を持つ女性が思いのほか多くいたということだった。興味を持ったどの女性の誰もが同じように“他人のセックスを覗き見たい”と言うのだった。

 相手探しは思いの他はかどり、東大阪に住むボボ…もとい!保母さんと2度目のカップル喫茶へ行くことになった。普段は子供相手に清純ぶっているKちゃんは27歳。少し細めで日本風な感じのコだった。その日はミニスカにブーツと普段の仕事での服装の反動か、少し露出度が高めだった。目指すは大阪日本橋の黒門市場を梅田方面へ少し行ったところの“H”という店。以前、看板を見かけ気になっていた店だ。雑居ビルの2階の1フロアをまるまる使ったその店はボロボロで、いかにもアンダーグラウンドな雰囲気が漂っていた。ボロい店なのに以前見た時には、梅田の店と同じく若いカップル客が多く出入りしていた。それからズ~っと気になっていたのだ。

 初めてのカップル喫茶がこんなにもボロくて、少しビビっているKちゃん。「ドキドキするわ~。」どのコも最初は同じようなセリフを言うものだ。俺たちは受付を済ませ、奥の部屋へと案内された。すると隣の席にものすごいカップルが…!!

→つづく