久しぶりの更新になります。
というのも、3月2日から上海へ長期出張へ行っていたのです。でも先日起きた地震を受け緊急帰国して参りました。さて今日は楽しい上海のReportでなく、現在の日本の置かれている状況、日本に戻ってきた見た光景を、今後のためにも記録しておきます。大事なことなので。
2011年3月11日(金)の午後3時前、東北地方(宮城・福島)を中心に巨大地震が発生しました。
その大きさはマグニチュード9.0、最大震度7、震源地三陸沖。地震大国日本でも観測史上最大、また世界的にも5本の指に入る大きさの地震です。(恐らく後に「東日本巨大地震」とか「東日本大震災」といった形で歴史に残ることでしょう)
まず、これを知ったのは上海のオフィスで仕事をしている最中。Yahooニュースで大きく「震度7の地震発生」との情報が入り、周りがざわついて初めて気づきました。東京に残した家族に電話をしようとしても一向に繋がらない。
しかし、まだこの時はそこまでの緊迫感はありませんでした。
でもその後に入ったNHKのニュース動画を見て唖然としました。
それは今回の大地震を受けて10メートル級の津波が発生、それがまるで生き物のように町を飲み込んでいく映像です。映像の中には動いている車や人が見えており、それらがどうしようもなくあっという間にすべてが飲み込まれていくのです。
背筋が凍りつきました。万単位での犠牲者が出ることは容易に想像つきました。
その後何度も家族に電話をし、漸くつながったのが午後5時過ぎ。皆無事であることを知ってほっと一安心しましたが、その後も予断を許さない状況であったため、家族の心のケアのためにも緊急帰国しました。
実際に今回の災害はこれだけに終わらず、そして今も、尚緊迫状態が続いています。状況としては、まず
・巨大地震で軟弱な家屋が倒壊し、
・それよりもその後発生した巨大津波により町は飲み込まれ、風景は荒れ果て、犠牲者や行方不明者は1万人を超え、
・かろうじて非難した人々も、交通の分断により食料や衣服、衣料品が全く足りない状況で、
・5日たった今も、日本中で大きな余震が一日何度も続き、
・そして更なる大地震に備えて、都内のスーパーはどこも行列して、食料品とかは一切並んでいない状態。
しかも今回は巨大地震と津波、これだけに留まらず、さらに厄介な問題が。それが、福島にある原子力発電所による原発問題。これが事態を最悪な状況にしています。
簡単に状況を説明すると、今回の地震と津波を受けて原子力発電施設の一部が破損。核融合自体は緊急停止したものの、その燃料棒を冷却するための設備が破損し自動制御できない状態に。政府は冷却用に海水を注入するなどの判断を行うも、自体はすんなりは解決せず、4機のうちの2機が水素爆発、安全だと思っていた他の2機からも火災などが発生し、また近隣では人体に影響を及ぼすほどの放射能が一時的に検出されることに。最悪のケースではメルトダウンの危険性も。
つまり上記に加えて、
・地震、津波を受けて深刻な原発問題発生(最悪の場合はチェルノブイリにように放射能汚染が広がることに)
・半径30キロの住民には全て避難勧告
・そしてこの発電所が動かないことにより深刻な電力不足。関東地方でも時間を区切ってエリア毎に停電を行う「計画停電」を実施。
そして今現在も電力会社の社員、関係者、自衛隊などが命を削りながら自体の収集に向けて不眠不休で取り組んでいるところです。
このように日本は歴史上無い未曾有の状態を迎えていると言っても過言ではありません。
しかし、今回お伝えしたいのはここから。
苦しむ人がいっぱいいて、誰もが未だに不安を抱える中、私が見た・聞いた日本の状況。
・物が散乱しているスーパーで、落ちている物を律儀に拾い、レジに並ぶ姿。災害の付き物の略奪や犯罪は日本では起きない。
・信号機が機能しない中でも誰もが道の譲り合う姿。10時間の間、お礼以外のクラクションを耳にしなかったという。
・子供を抱いた親が、「私達は大丈夫ですからもっと困っている人を助けてあげて」というインタビュー。
・都内でも皆が自主的に節電。スーパーや駅、会社でも薄暗い中での作業。
・色々な会社が物を寄付している(ソニーがラジオを、ユニクロがヒートテックを)
・そしてそれは個人レベルでも同じであり、皆が少しでもできることを、と節電をしている。(同じマンションの人はろうそくの火で夕飯を食べているという)
そして各国メディアでも、、震災下の日本人のマナーを絶賛している。
Quote
韓国の東亜日報。
「『これが先進国ということか』。大地震が襲っても、誰一人、大声を出したり泣きわめいたりしなかった。驚くのはディスカウントショップの商品を持ち出す人が一人もいなかったという点だ。買い物客は皆、買い物かごの商品を元の場所に戻し、建物を出た。大地震や大火事が発生すれば、犯罪や略奪、無秩序が横行するという話は、少なくとも日本では“遠い国”の話だった」
中央日報。
「(被災地のホテルが被災した客に)うどん10皿を持ってきたとき、誰もが他の客の空腹を心配して、後に後にうどんを回す“譲歩のリレー”が続いた。日本全域で人のいない商店で略奪行為があったというニュースはまだ1件もない」
「(南三陸の)最大被害地域では、行方不明者1万人といううわさが出回る。しかし恨みの声は聞こえない。避難所に集まった100人余の住民らはメディアのインタビューに『早く復旧を願うだけ』と“明日”について話す。誰のせいにもしない。足りない水と毛布を分け合って、お互いを慰める感動的な姿が報じられている」
アメリカのCNNも
「略奪という行為は日本では発生しない。我々がこの言葉から受けるのと同じ意味を持つ日本語の単語が存在するかどうかも疑わしい」
中国政府系のニュースサイト・中国網、
「日本国民の質の高さには脱帽だ」と報じ、一つひとつ具体的な例を並べた。「危険の中でも日本国民は法を厳守し、秩序を守る」「手抜き工事によって建物が倒壊するようなことは起こらなかった」などを列挙したうえで、「高いレベルの危機対応能力は、世界の人々の大きな衝撃を与えた」と結んだ。
当の日本人からすれば、当たり前の風景が外国人の目からは当たり前ではない。史上有数の大地震に見舞われ、経済的ダメージは大きいが、日本人への国際的な評価は逆に上がっている。米ウォールストリート・ジャーナル紙が13日付の社説で「不屈の日本」と書いたが、日本の底力はまさに国民の質の高さにあるのだろう。
Unquote
背は小さく、足は短く格好悪い日本人、外国人と比べて内気で積極的に前に出れない日本人。
でもどんな時でも人のことを考えることができ、マナーや秩序を守れ、助け合えることのできる日本人を本当に格好良く思い、自分が日本人であることを本当に誇りに思いました。
ちなみに我が家でも、今回の地震を受けて、築3年目でまだ32年のローンが残っているマンションの壁には無数の縦ひびが入り、近隣は液状化しているところもありますが、まぁこんなの大したことないでしょ!!
時間があれば幾らでも直せる話だからさ。
佑夏は地震の体験とひび割れが怖く、余震のたびに怯えているけど、ひびはセロテープで貼り付け、更に景気付けにプリンセスのシールも貼ってあげたので、これで大丈夫でしょ!!
Never Give up!!頑張れ日本!!!






















。
。デカクて固くて、あれ、普通に痛い。。。
負けるな、瑛斗君
































