
相場は、高くなると逆にリスクが高くなり、安くなり絶望のような相場でも、
実際にはリスクが少なく仕込み場になっていることが多い。相場は、原油価格が
このまま下落すれば秋から年末に高くなる。反面、原油価格が再度上げてしまえ
ば、1万2000円割れのリスクを背負う。そんな見方の中で、目先は原油安、米国
株高、そして、日本株にも買いが入っている。本格的な買いではないものの、今
後の期待を残す動きとなっている。
<---2008年7月24日(木)の相場天気予報--->
○晴れ 45% ◎曇り 20% ●雨 35%
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1827 ナカノフドー建設 277円 52千株
4541 日医工 2865円 136千株
6349 小森コーポレーション 1823円 270.2千株
6425 アルゼ 2915円 79.6千株
6489 前澤工業 267円 1345千株
7723 愛知時計電機 249円 20千株
8103 明和産業 215円 171.7千株
8362 福井銀行 330円 759千株
8363 北國銀行 358円 2158千株
(左からコード、銘柄、終値、出来高)
●6506 安川電機 1018円 1974千株
液晶ガラスや半導体の搬送用ロボットの受注が米国、韓国向けを中心に好調。
海外の電子部品や半導体向けにサーボモーター、海外向けインバーターも受注が
堅調に推移している。同社の2008年3月期の連結決算は、純利益が前の期に
比べて7%増の202億円になった。電子部品向けに主力のサーボモーターの販
売が伸びた。ロボットも自動車産業向けに受注が拡大。フロッピーディスクなど
の市場縮小で苦戦している情報部門を補って純利益は過去最高になった。売上高
は4%増の3823億円。経常利益は5%増の352億円。為替相場の円高・ド
ル安が5億円、鋼材などの素材高が6億円の減益要因になった。期末配当は5円
で、年間配当は10円と前の期より4円増やした。 2008年3月期通期は経
常利益が前期比10%増の370億円となる見通し。
株価は昨年7月の高値1570円、10月に再度1572円の高値を示現した
後、年初より大きく値を下げる展開、3月には900円を割り込む動きとなった
が、6月には戻り局面となり1279円の戻り高値をつけている。バリエーショ
ン的には割高感はなく、業績の拡大とともに株価も反発の動きが想定される。懸
案だった自動車向けロボットの受注が回復し、市場では先行き強気の見方が台頭
している。今期予想PERは機械平均に比べ割安だとの指摘もあり、先高感が徐
々に高まる可能性はある。
野村証券がレーティング「2」を継続、アジア、欧州、米州の製造業需要の好
調さや省エネ志向の高まりにより、インバーター事業の高い成長が期待できると
している。メリルリンチ証券でも、成長ポテンシャルの高いロボットなどの製品
群やそのロボットの受注の高まり、割安なバリュエーションや大幅な増配などを
評価しており、投資判断を「買い」、目標株価を1800円から1400円に減
額している。リーマンブラザーズ証券ではACモーターの回転速度を周波数と電
圧によって可変制御する「インバータドライブ」は省エネ効果が高く、CO2排出
量の削減に寄与することを紹介している。みずほ証券でも世界的な設備投資は引
き続き旺盛と判断しており、投資判断を「2」から「1」目標株価1450円と
している。
ゴールドマンサックス証券では円高進行に伴う減益額68億円を加味すると、
実質増益率は前年比28%増と試算されると報告している。既に、同社株価は今
四半期の減益リスクを織り込んでおり、今後の焦点は今下期以降の2桁増益転換
に向かうと分析、投資判断は「買い推奨」を継続、目標株価は1200円。サー
ボモータの「値上げ」が次なる株価材料と見ている。省エネニーズの高まりでイ
ンバータ伸長 として新光証券が注目している。モーションコントロールとロ
ボットの世界的大手であり、ドイツ証券では、同社を、中長期的成長が期待でき
るロボット分野の世界的メーカーのひとつであり、液晶ロボットのトップメー
カーでもあるとみている。液晶ロボットの売上寄与は第3四半期が中心になると
みられるとして投資判断を「BUY」目標株価を1250円に。
●4208 宇部興産 385円 5269千株
1897年に採炭で発祥し機械・セメント・化学へ。射出成形機・ナイロン原
料・電子材料に特色。同社の2008年3月期の連結営業利益が前期比9%増の
510億円になる見通し。従来予想は4%減の450億円。化成品や樹脂などの
価格転嫁が進んだほか、ナイロン樹脂原料を生産する際に発生する副生硫安が肥
料需要の拡大で価格が上昇した。売上高は7%増の7010億円と従来予想を
330億円上回る。石炭も数量増と価格上昇で予想を上回る見通し。純利益は従
来予想を10億円上回って微減の220億円と減益幅が縮小する。2007年9
月中間期の営業利益は24%増の222億円(従来予想は170億円)、純利益
は13%減の78億円(同60億円)になる見通し。
●6869 シスメックス 4260円 122.7千株
血液・尿などの検体検査機器を手掛ける。今09年3月期は、欧州をはじめ日・
米・中で営業を拡大させる。円高により円ベースでの成長率は鈍化するが、各地
域とも強い成長ステージが継続しており、医療検査機器を中心とする販売拡充で
増益が見込まれ、とりわけ売上比率35.4%の高さを誇る欧州向けでは、今期の想
定レートを「1ユーロ=157円」と慎重に設定している。1円のユーロ高に対する
営業利益感応度は1.2億円と見込まれ、足元の情勢からは大きく上乗せされると
見込まれる。
同社は、製品開発力やサポート体制、消耗品の利益などでは、市場での地位を
確立している点が強みとなる。高い参入障壁により他社が容易に踏み込めない牙
城を築いており、試薬製造・販売などによる利益成長を存分に享受できよう。と
りわけ血球係数検査は、今後も各地域で強い成長を続ける公算が強い。今後の
シェア拡大や、新興国における市場拡大、試薬売上の増加などが見込め、高い成
長性が発揮されよう。
2440HC ぐるなび 23.39万+1.89万 1.945
全体の株高となると、新興市場ではすぐに反発する株がある。ぐるなびもその
1本だ。ただし、本格的な資金がまだ入っているわけではなく、日経平均が下げ
ると途端に失速してしまう新興株だけに、勢いを見て上げているところだけ利用
することに徹することが重要。前期、今期は増収増益予想。
3401 帝人 350+7 2789
東邦テナックスを呑みこみ、現在、炭素繊維企業としては世界でも東レに続き
上位企業となっている同社。今後は設備増強、拡大を狙う。今期連結営業利益、
経常利益ともに伸び悩みということから株価は調整したが、すでに株価面では業
績悪は織り込み済み。今後は、時間かけて反発が期待されそうだ。
6674 GSユアサ 520+25 60593
本格的な戻りがあるかないか、新高値取りが出来るかどうか、考えるより、目
先は短期的な資金と買い戻しを狙った動きで、売り一巡で反発に転じた。もとも
と人気があり、地場、証券ディーラー、デイトレーダーも参加してくるタイプだ
けに、目先人気を集めることになりそうだ。あくまでも、その日限りとして割り
切った利用が良い。
3622M ネットイヤー 66700+5000 2.14
株価が安くなればなるほど魅力に感じる人は多く、全体株価が戻ると途端に短
期資金が入って急騰するが、反面、全体が見送られると一気にストップ安するこ
ともあるため、扱いには十分に注意が必要となる。今後、調整場面があれば、反
発ポイントを狙って割り切った短期利用が良いだろう。これから今年後半も、何
十回も利用できる株となりそうだ。
5401 新日鉄 620+11 59498
鉄がこれからの中心株になる、などという話が噂で流れていたが、噂だけでも
ここで50円高という動きをしてきた。減益幅が縮小という報道から昨日も反発。
本日も、全体株高から好影響を受けて反発。短期で株価は軽く上げた。7/8の安
値534円からすでに100円近く上げているが、今後、この株の高値位置を決めるも
の、それは全体株価となり、日経平均がさらに上がるケースでは660円も想定。
逆に失速すれば、再び560円前後覚悟。
3765HC ガンホー 18.91万+3万 1.4
前期までの決算はひどいものだった。連結最終利益は2期連続の赤字で49億円
まで拡大していたが、今期はなんとか黒字転換見込み、2億円となりそう。売り
上げ、営業、経常利益ともに改善予想。株価は下げ続けて、5/13の435000円から
7/22には153000円と3分の1の水準まで下げそうな勢いだった。ここで目先反発。
売られ過ぎとの指摘もあり、そろそろ反発。
7562東2 安楽亭 507▼13 31
ありがたいことに、今回の夕方のタブロイド紙が取り上げた危ない108社の
リストにも、見事に採用されていた。前週の文春の崖っぷち会社50社にもランク
インしていたようだが、常にそのようなリストに取り上げられることが良いこと
とは思われない。特に前期までは最終赤字、いろいろと噂されていた。今期は黒
字転換見込みだが、最近何かと話題になる株。
2450 一休 60400+3300 0.482
この株は、新興市場株が戻るとよく戻ることがある。カカクコム、DeNAな
ども同じ。個別に悪材料が出て下げた相場ではなく、予想より下回った今期決算
予想などから買いが止まり、さらに今後景気低迷から高級旅館に対するニーズが
減少するとの見方などもあり、株価は下げ続けた。ただし、ここでお取り寄せな
ど独自の商品販売などもスタート。新しい道も模索している。株価はそろそろ戻
りに転じる位置か。
2536 メルシャン 231+2 134
230円以下なら狙い場か。5円配当で230円は安く、キリンビールの傘下となっ
た安心度から見ても、この株は中長期で狙える株。今期連結経常利益は前期比
134%増の21億円、最終利益は同86%増の9億円見込み。株価は230円前後で推移し
ているが、次なる浮上場面では6/5の高値253円奪回を狙うことになりそうだ。
4755JQ 楽天 49600+4000 69.403
本日は一時ストップ高。環境が揃えば、やはり人気のある株だ。これから新興
株は、戻り候補としては、4788 CCI、4813 ACCESS、2497 ngi、
3064 MonotaRO、8732 マネパ、3770 ザッパラス、2159 フルスピー
ド、3622 ネットイヤー、4329 ワークスアプリ、2326 デジアーツ、3858 ユ
ビキタスなど有力。今後とも動きをマーク。