今回は、吉野屋の牛丼を食べて来ました。

こちらの牛丼は、『松屋』や『すき家』同様、よく行く牛丼屋のひとつである。


 店内に入り、席に座ってから自分が食べたい牛丼を、店員に言うと、流石はファーストフード、すぐに注文をした品が来ます。

 では、早速食べてみました。



今回注文をした牛丼は、並盛りであり、俺が他の牛丼屋に行った時に注文をするスタイルである、ネギ抜きつゆだくである。

ネギを抜いてもらった方が食べやすいのだが、吉野屋のタマネギは、他の牛丼屋のタマネギと比べると、より煮込まれているのか、タレが染み込んで美味しくなっている。

味の方はと言うと……

『松屋』の薄い感じや『すき家』の濃い感じでもない『吉野屋』の牛丼は、三店の中で比べると、一番味がシッカリと上手く、美味しく感じる。

肉も、他の牛丼屋とは事なり、脂と赤身の割合が良く、堅すぎない為、タレが染み込んでいる肉だけでも食べられるくらい美味しい。

つゆを、どんぶり一杯にしたら、『吉野屋』が一番美味しいと思うが、なかなかどんぶり一杯のつゆだくにはならない……


 俺が、この時期に『吉野屋』のブログを書いたのには、特別な理由がある。

昨年までの3年の間、俺は1度も『吉野屋』の牛丼を食べていなかった。

そんな中、昨年のこの時期『小田原』や東京へ遊びに行った時、新宿から出発する夜光バスの停車場所が分からず、夜光バスに乗り損ねた事がある。

乗る予定であった夜光バスに乗れなかった俺は、とりあえず夜の過ごし場所を探す為、新宿から品川へと、終電の電車に乗って向かった。

そして、品川駅の目の前にある『吉野屋』で一晩を過ごす事にした。

この時、入った『吉野屋』は、約3年ぶりであり、同時に『吉野屋』の牛丼を食べるのも3年ぶりであった。

その時食べて思ったのは、『吉野屋』の牛丼の旨さであった。

今までは某牛丼が一番美味しいと思っていたが、『吉野屋』の牛丼の方が、それよりも旨かった。

その時の俺は、牛丼を2杯食べながら、寂しく夜を空かした……

 とまあ、ちょうど昨年の出来事である為、この日は、俺にとっては、1種の特別な日となった。