特別展『太古の哺乳類展』を見学したあとは、常設展の地球館の見学に行ってきた。
地球館は、地下も含めると6階もあり、これだけでも充分に楽しめるボリュームである。
見学は、まず3階の『大地を駆ける生命/たんけん広場‐発見の森』の見学を行った。
このフロアでは、山にある森が再現されており、再現された森の中には、キツネやタヌキなどの剥製が置かれていた。
このフロアは、建物の中にも関わらず、本当の森の中にいる気分が味わえる。
また、このフロアの奥の別室には、たくさんの動物の剥製がガラス越しで展示がされている。
ほぼ、フロア全体に動物の剥製があるため、室内を回りながらいろんな角度から、迫力のある動物の剥製が見る事が出来る。
その次に訪れた2階は、『科学と技術の歩み/たんけん広場‐身近な科学』のフロアであり、いろんな科学実験が体験出来るフロアであった。
その為、このフロアでは、子供達が楽しそうに、科学実験で遊んでいた。
その奥の別室には、昔の日本の科学の歴史が展示されていた。
江戸時代のからくりから、明治・大正時代の発明品やら、はたまた昭和時代の発明品が、説明つきで展示されていた。
このフロアの目玉は、なんと言っても、実物大の零戦である。
その他にも、このフロアでは、世界初のテレビ映像や、惑星探査機「はやぶさ」の模型が展示されていた。
その次に訪れた1階は、『地球の多様な生き物たち』と言って、現在の地球上に生息する生き物が展示されているフロアである。
このフロアは、植物だけでなく、様々な生き物の剥製や、ゾウやキリンの骨も展示されている。
また、このフロアでは、かつて『上野動物園』で飼われていたパンダの剥製も展示されている。
このフロアには他にも、ウシやクジラの腸の剥製も展示されており、どちらもビックリするくらい長い。
また、クジラの腸には、寄生虫がビッシリと張り付いている!!
このフロアの奥の別室では、人類の進化の歴史に関する展示が行われていた。
人類の祖先と言われている猿類から、類人猿など、または現人類とは異なる進化を辿った旧人類の説明などが行われていた。
他にも、原始人の実物大標本や、人類がいつ頃世界中に広がって行ったかの説明があった。
その次の地下1階では『地球環境の変動と生物の進化‐恐竜の謎を探る‐』のフロアである。
このフロアの始めの方では、人間と小型恐竜の骨格の説明から入り、どちらも共通の祖先を持つというところから始まった。
その他にも、化石の採掘のやり方などの展示が行われていた。
そして、このフロアの奥の別室には、中生代を生きた様々な恐竜の化石が展示されていた。
『ティラノサウルス』
『トリケラトプス』
『ステゴサウルス』
など、お馴染みの恐竜から
『エウオプロケファルス』
など色々な種類の恐竜の化石が展示されていた。
その次は地下2階に訪れ、ここは『地球環境の変動と生物の進化‐誕生と絶滅の不思議‐』のフロアである。
このフロアの始めの方は、魚やアンモナイトなど、大昔の水中生物の化石が中心に展示されていた。
そして、このフロアの奥の別室には、恐竜とは別の、主に大昔の哺乳類の化石が中心に展示されていた。
こちらでは
『インドリコテリウム』
『コロンビアマンモス』
『パノクトゥス』
など様々な大昔の哺乳類の化石が展示されている。
中には、中生代ぐらいに生息をしていた水中生物の化石である
『ティロサウルス・プロリゲル』
と、新生代の初め頃に生息をしていた
『バシロサウルス・ケトイデス』
が、天井に吊るされて展示をされていた。
このフロアは、ひょっとしたら、恐竜の化石が展示されているフロアよりも凄いかも……
最後に訪れたのは、『宇宙・物質・法則/科博の活動』というフロアであった。
このフロアでは、研究員達の研究成果の報告が展示されているスペースがあった。
また、このフロアは、宇宙がメインとなっているのか、宇宙に関する説明が多かった。
あと、宇宙から落ちてきた隕石が展示されていた。
その後、そろそろ閉館時間が近づいて来た為、最後に土産として、記念メダルと恐竜の化石が出るガチャガチャを3回やった。