人と心、社会問題の専門家
出雲まさとです
自然栽培のことに関しては、
多くの誤解を持っている方がいますね
植物は、窒素を吐き出していますが
化学肥料を与えると、さらに多くの窒素を吐き出します
これが、虫に見えているかのように、虫が寄ってきます
（虫は、世の中の番人で、不自然なものを食いつぶすために
登場するというのは、この辺りの話からです）
なので
虫を駆除するために、化学農薬がより必要になるんです
では、合理性から、すべての農作物を自然栽培にしたらいいのでは？
と考えることもできますが、やりづらいことがあります
一度、化学肥料、化学農薬にどっぷり浸かってしまうと
植物の細胞は、弱くなってしまい、自立しづらい状態になります
つまりは、薬物がないと育たない程に病弱になります
これを、初期状態に戻してやる必要があります
りんごの例だと、１０年収穫がままならに状態になるので
実行できない農家があります
この１０年の間、農家の方は他にアルバイトに出たりします
まず、土が化学肥料でやられているので、元に戻すのは大変です
この期間をやり過ごし、耐えられたものが、自然栽培の成功者になります
りんごは、特にデリケートなので復帰に１０年も要しているけど
そうじゃない野菜なら、もっと早いと思います
※準備に長く掛かりすぎるのは土壌の再生をするからで
肥料・農薬を使用してないところなら、もっと効率的かも知れません
りんごの例で、１０年というのは、土壌整備の時間なんです
農家さんは、自分がこれまで使ってきた土地を再利用したいと考えますから
化学肥料で汚染された土地からの浄化になるので、本当に大変です
あと
準備期間のために、本当は政府が支援してあげたらいいのかも知れませんね
国策として行えば合理的です
自然栽培の利点は大きく、肥料や農薬に依存することが必要なくなりますし
ケアするとしても、軽微なものに収まるようになります
利点は、大きいのですが、準備までがしんどいのが実情なんです
薬物を使用せず育った植物の細胞は、非常に出来が良く丈夫です
これを口にすることで、人も健康な細胞形成に恵まれます
昔の人が１００歳まで生きられたのは、この為です
今の人は、そんなに生きられないかも知れませんよ
動画などを見ると、実態を知らず、単に自然栽培を批判する人もいますが
もう少し、情報取集を拡大すると、真実が見えてきます
りんごを使った実験として
自然栽培で、化学肥料や農薬を使わない物は、腐らずに枯れたり、しおれます
化学肥料や農薬を使ったものは、枯れずに腐るんです
これは、細胞の丈夫さを示しています
なお、私が見た実験結果以外に、他の実験で違う結果があるのかも知れません
今のところ、他の実験結果を見たことはないです
後記：
日本を保守すること、食事を大事にすること、教育のこと
長らく取り組んでいる原点です
添加物の基礎を学ぶのに丁度いい本です
人の細胞を活性化するのに、質のいい食品はとても大事です
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