生徒さんたちの23年末のコンサートの
映像を拝見させていただいた時に思った事。
まず始めに
趣味で歌を歌っている人は
ご自分の好きな歌、歌いたい歌を
歌っても良いと思います。
自分の声や技術に合わせて、
レパートリーを決めなくても
楽しんで歌を継続するのもアリ
という前提なのですが、
長く声楽・オペラを学んでいても、
継続したテクニックの積み重ねが
出来ていないと、演奏を聴いていても
こっちに伝わってくるものがないなぁ~
個人的には表現の入り口はスコアに
書かれている事を再現することだと
思っています。
でも、指導・指摘を受けながら練習を
重ねた演奏と、
自分の感覚や自己解釈で練習した
演奏では雲泥の差です。
自分では歌えると思って
選曲していると思うのですが、
多分、自分の演奏・録音を後で
確認してみても、
どこが良くて、どこが課題なのか
わからないのでしょうね。
僕は少しでも上手く歌えるように
なりたいので、
この機会を反面教師として、
自分の今後に生かしていきたいと
思います。