平成24年7月15日に廿日市サンチェリーにて、全中出場の栄誉を賭け、我が道場の子も全力で挑戦し、

結果、男子団体戦準優勝、女子個人戦で梨奈がベスト8で中国大会出場権を獲得することが出来ました。



昨年の成績を上回り、初の中国大会に出場することが出来るところまでやってきたのに、

子供達はその成績に満足してはいませんでした。

あくまで目標は全中出場でしたのでそれは仕方のない事ですが、その切符は一枚しかないわけで、

その一枚を巡って数チームが本気で争ってきたと思います。

私としてはその中に入って鎬を削ってきた事だけでも光栄に感じ、子供達の成長を実感していましたが、

この子達は果敢に挑戦し、潔く散って行きました。



中三の二人は小さいころから常に厳しく指導され、

何度も何度も挫けそうになったと思います。(本当になってましたけどね。)

それでもよくやめずに頑張って来ました。

なかなか下を引っ張って行くようなタイプではないんですが、

その二人も中三になった頃から、剣道も人間的にも急に成長し、

上級生として十分役割を果たすようになったと思います。

その二人を、みんなで全中に連れて行ってやりたかったんですが、まだまだ力不足でした。

ちょっと近くて、規模は小さくなりましたけど、鳥取には胸を張って堂々と出場し、最高の試合をし、

自分達のやってきた事を噛みしめて来てほしいです。



今大会で本気で何かをやり遂げようとしている選手、それを必死で応援している仲間を見ると

本当に格好良かったです。

みんな、剣道一生懸命やってきてよかったなぁと思っているでしょう。

頑張って続けて行けば、またこうして挑戦出来る日が必ず来ます。

その時まで稽古し、努力し続け、「打倒 東広島」で頑張ります。



東広島の選手、指導者の先生、保護者の皆様、本当におめでとうございました。

お祝いの言葉と一緒に、もうそろそろこの辺りで遠慮してくださるよう、切にお願い申し上げときます。