当道場からも二名が代表選手として活躍を期待していたところ
東日本での大震災により、今大会は中止という決定に、それは当然のことでした。
選手は一人一人様々な思いがあったでしょうけど、日々努力し、予選を勝ち上がり
代表の座を勝ち取った事は紛れもない事実で、代表として恥ずかしくない立派なメンバーでした。
私も監督としての責任から、短い時間でしたが、やれる事をこなし優勝目指していたところでした。
本大会の前にこのメンバーで試合を経験しておきたいと思ってエントリーしていた大会が、
団体戦として最初で最後の試合となってしまいました。
何とかこの子達に、この度経験した事を形として残してやり、これからの生活の中での励みにしてほしい
と思い、優勝目指して臨み、立派に優勝してくれました。
選手達はこの一ヶ月間で様々な事が起こり、色々と考える事の多い一ヶ月間だったと思いますが、
たくさんの人のお陰で、生活させてもらい、剣道させてもらっている事に感謝し、
これからも剣道に勉強に努力すれば、この選手達の将来はきっと明るいものになるはずです。
今回、急造チームの大会参加を快諾して頂いた、庄原市剣道連盟、諸先生方、ありがとうございました。
こうした機会をいただいた事に心から感謝申し上げます。