平成21年8月15日、わが国は64回目の終戦記念日を迎えた。戦没者を慰霊し、恒久平和への誓いを新たにする日である。私も例年通り靖国神社に参拝したが、ここ数年参拝客は確実に増えている。とりわけ男女を問わず若者が多いのは喜ばしいことだ。終戦から64年目を迎え戦争を知る世代の高齢化が進む今、戦争の悲惨さや愚かさは後世に必ず語り継がなければならない。
それにしても一国の首相や閣僚が靖国に参拝することを政争の具にするマスコミの何と愚かなことか。今日のわが国の平和と繁栄は大戦で失った尊い犠牲の上にあるのではないか。それを中国や韓国が騒ぐからと騒ぎ立てるマスコミは一体どこの国のメディアか。
この人たちは靖国にA級戦犯が奉られているのが悪いという。国際的にみれば東條らは東京裁判によって戦犯という汚名を着せられたかもしれない。しかし、日本人にとってはA級戦犯を含めた戦没者全員が尊い犠牲であり、哀悼の誠を捧げる対象なのだ。
民主党の鳩山代表らは「天皇も参れるよう、靖国にかわる国立慰霊施設を創る」そうだが、この方も全く分かっていない。「靖国で会おう」と言って戦地へ赴き、亡くなられた祖先は靖国以外には帰れないということを一日も早く彼らが理解することを切に願う。
今世紀最大?の政治決戦まで1ヶ月を切った。マスコミは現政権の批判に終始し、政権交代をすれば世の中の全てが良くなると言わんばかりである。果たしてそうだろうか。
「政権について語る」。それはわが国が未来永劫にわたり豊かで、国際社会の一員として繁栄できるよう、「国のあり方」を示すことだ。
今必要なのは政権交代ではない。祖先を尊崇し、伝統文化を重んじ、思いやりある心を大切にする教育を守り、「瑞穂の国」と呼ばれたわが国の象徴である美しい農村を守り、然るべき備えをし有事から国家国民を守ること。景気が底冷えの今だからこそ、わが国の行く末についてしっかりと腰を据えて考えるべきだ。「政権」とは耳障りのよい身の回りの経済について語ることでは決してない。
このコラムでは総選挙を前にして、皆さんに今一度「わが国のあり方」について考えていただきたく立ち上げさせていただいた。
これから投票日までの間、憲法、教育、農業、金融、少子高齢化、政党のあり方など幅広い視点から見ていきたいと思う。
宜しくお願いいたします!