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「うちの子、恥ずかしがりやで
人前で話すのが苦手なんです」
よーーくいただくお悩みなんですが、
確かにね、人前で話すのが苦手だと損してます。
それだけ、自分の考えを
言語化するチャンスが減りますよね。
言語化できないと、いくら学力が高くても、
人と一緒に何かするって無理ですよね。
人と生きていくからには必須中の必須の力なんです。
だからですね、ちょっとのんきに
「大人しい性格だから～」とか
「恥ずかしがりやだから～」とか
言ってる場合じゃないですよ！ってことです。
性格なんだから、しょうがないでしょ！？
って思ってますか？？
でも、お子さんのそんなところが気になるのは、
自分の考えを言えずに、
いつもチャレンジできず、受け身側なのは、
損だなって思ってるから、ですよね！！？
はっきり言っちゃうと、
そこは変えられる部分。
我が家の次女は
人前で話すのが大の苦手だったんですよね。
小学校の低学年までは、
学習発表会でも、セリフの文字数まで数えて、
一番短いセリフを選ぶほどの徹底ぶり
もちろん、発表なんてさっぱりしません。
親しい人の集まりでの自己紹介でも
今でも話題にのぼるくらいのぐねぐねっぷり。
そんな娘も小４で学会の高校生部門で発表、最優秀賞。
中学で依頼を受けオンラインで研究発表を生配信。
研究者の方々の質問も多数受け、
セッションを楽しむほどに♪
高校1年の現在は、司会でも何でも
さらっとこなします。
当然、勝手にこうなったんじゃないんですよ。
「そうなるようにした」んです。
わたしの受講生さんも、
授業中に発表もできなかったのに、クラス役員に
立候補できるまでになった！とか、
家族内でも、家族会議やディベートを提案してくれたり、
会話の質と量が明らかに変わった！とか
嬉しい報告を沢山いただいているんですね。
さて、どんな取組みをしたのかってことですね。
「意味のない会話をする」
は？？意味のないってどういうこと！？
ってなってますよね。
例えば、「今日の夕飯に何を食べたい？」
こんな会話はよくすると思うんですよね。
これって、欲しい答えがある質問。
子どもも「答えが欲しいんだな」って分かるので、
ちょっと大きくなってくると、
「お母さん、なんて言って欲しいのかな～」とか
色々考えるんですよ。
で、良い答えがすぐにでないと
「なんでもいいよ」とか言っちゃうんですよね。
自分がどうしたいかよりも、
相手が求める答えや、その場での正解を考える癖が
ついちゃってるんですね。
そうなると、段々と自分の気持ちや自分の考えの
優先度が下がって、次第にどうしたいのか
考えないように。
「自分の意見をうまく言えない」から
「自分の意見がない、考えてない」
に変わっちゃいます
なので、出来るだけ早く、
遅くとも小学校入学までに
あなたの意見は何でもイイ
どんな意見であっても、
言うこと自体に意味がある
って感覚を育てることが大切。
小学校に入ると、どうしても
「正解・不正解」のある問いが増えるんですよね。
そうすると、
「意見を言うのが当たり前」って感覚が育ってないと、
意見を言うこと自体のハードルが上がっちゃいます。
意見を言うこと。
それ自体に意味があるんですよ。
正解かどうかに意味はないんです。
自分で考えたことを言語化することで、
自分を見つめる、自分を知ることにつながります。
自分で考えたことを他者と共有することで、
自分の考えを広げたり、
新しい視点が生まれることも。
意見を言うこと自体が学びへの入り口なんです。
考える機会も、他者と繋がる機会も、
格段に増やしてくれる、
能力UPの自動化ツール。
我が家もこの「意見を言う力」のおかげで、
自分だけでは到底、実現できないスピードで
どんどん学びの場が広がり、
知的欲求が高まり、親だけでは与えられない考え方を
身に付けることができています。
正解のあるものよりも
自分で課題を見出すことが求められる時代♪
時代にあった学びを得るためにも
「意見を言うこと」が当たり前の感覚、
育てましょうね♪
そうは言っても、
お母さんって忙しいですからね。
気が付くと、「答えを求める会話」が中心になりがち。
初めのうちは「意味のない会話」が生まれる仕組みを
作っておきましょ♪
さて、能力UPを自動化するという
「自分の意見を言える力」を育てる
仕組というそれは...
1日のスケジュールに
家族で会話を楽しむ時間を組み込む
おススメは夕飯や、お風呂、
既に当たり前に毎日行うことにくっつけて
組み込むこと。
話す内容は何でもいいんですよ。
人の意見を聞く体験と
自分の意見を言語化する体験を
習慣化することが目的♪
答えを急がない、かまえない場で
楽しみながら、見本と実践♪
発言することで「いいね～」の共感を得らえる、
楽しい！って経験が、
発言力を高めます♪
どんなことを話すかムズカシイ！って方は、
それも準備しときましょ。
とにかく、楽しいのが継続の秘訣♪
「話す」のがポイントになるアナログゲームを
リビングに置いておくのもおススメ。
ピンチな状況を指定された枚数の手持ち札で乗り切って！
どう考えても役に立たなさそうな札を、さあ、どう使う？
発想力が求められる思わず笑っちゃうゲーム
自分の手札の数字をお題に沿った言葉でたとえて、
小さい順に並べる協力ゲーム。相手の数字は見えないので、
えっ！こっちが上でしょ！の感覚のずれが面白い♪
小さなお子さんなら、リビングにマイクをセット。
「今日あったこと」とか
「好きな食べ物」とかなーんでもいいので、
マイクを渡された人が喋るって
ルールを作るだけでも盛り上がりますよ♪
少し大きくなったら、「子ども哲学」などの
正解のない問いをみんなで考えるのもおススメ♪
まずは、
話す機会を日常に組み込んでおくこと。
「いいねー！」「へー！おもしろい意見をありがとう！」
共感で受け止める。
自分の意見を話すのって楽しいって感覚を育てるには、
理屈よりも場数が必要！
楽しさと自信が育てば、あとは場所は選ばず、
人前でも話せるようになりますよ。
あなたも、お子さんが自分の意見を
自信を持って言えて、
どんどん学びの機会を得ていけるように、
毎日の中に家族での会話の時間を
組み込んでみてくださいね
そうは言っても、
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