俺が悩んでる時、ある日突然先輩から
送られてきた文章を紹介します。
その先輩は俳優でも同じ業界でもないのに
「読んでみて(^^)」と送ってくれました。
俺はその後、その文章に何度も助けられました
これはどの職業、物事にも当てはまると思います(^^)
『どんな時も立ち返る場所』
英語で「演劇」のことを「PLAY」と言います。
そして、
英語で「遊び」のことも「PLAY」と言います。
演技というものに対して、真摯に、一生懸命、真面目に取り組まなくてはいけない。
でも、演じるときは「遊び心」を忘れないでほしい。
正しくやろうとしなくていい。
正しくやろうとした時、その一瞬一瞬に自然発生的に起こるあなたのあなたにしかないアート、衝動というものが失われる。
自分自身がイキイキできるチョイスをしていってほしい。
家で、取り組んでいる作品について考えている時、わくわくするものや、次のリハーサルで試すことが楽しみでしょうがないっていうものを見つけ出して欲しい。
それは、例え苦しいシーンでも、悲しいシーンでも、残酷なシーンでも。役としては、その状況で真実に生きなければいけませんが、俳優としてどこかで楽しむ心、余裕を持っていて欲しい。
楽しんで苦しんでほしい。楽しんで悲しくなって欲しい。楽しんで残酷になって欲しい。
演技をしているとふと忘れてしまう事。真面目な人ほど忘れてしまう事。
一生懸命であればあるほど忘れてしまう事。
「遊び心」
行き詰った時、悩んだ時、ふと、立ち返る場所として知っておいて欲しい。
サンフォード・マイズナーの言葉
「Play! Play! It's a play!!」
(遊びなさい!遊びなさい!これは演劇なんだから!)
演劇とは、本当に本当に本当に楽しいものですよね。
Love for acting.
Acting coach
tori