Photo title:.女神の吐息
至福の時を司る女神
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みあげてごらん
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この果てしない空より
大きな悩みってあるかい?
この重くたちこめる雲より
不安な気持ちに覆われた事があるかい?
この三日月の欠けた所より
心に大きな穴が開いたことがあるかい?
この流れ星より
儚い人生ってあるかい?
立ち止まってしまいそうな時は
みあげてごらん
「大丈夫だよ」って
空が優しく語りかけてくれるから
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流すということ。
私たちの日常には無数の色のない事実が重なり続けています。
善悪良否何もないそして何の極性を持たないその透明な事実たちに向かい合い、思考や感情を巡らせ、その事実の1枚1枚に色をつけているのです。
そしてその色がついた事実が、私たちのいや、あなたの現実となるのです。
その色は今のあなたの思いの色ですので、好きに色付けていけるわけなんですが、喜怒哀楽どの色を色づけるのかそして何を選ぶのも決めるのは自分自身なのです。
その色のない事実にあなたの色をつけていくためには、その事実を心の手でつかまなくてはなりません。
心の手には限りがあるので、その心の手で持っているすべての平均した思いや時には一際強く思ってること、それが現実として色濃く現れるのです。
心の手はある程度はどの事実を掴むのかコントロールできなくはありません。
自分にとって嬉しいものを選ぶ、そういう意識を持つのが大切だという事とはそういうことなのです。
顕在意識側でできる選択はそこまでなのですが、あなた自身のほとんどを司る、潜在意識側では一つ一つ取捨選択することが自分の意思ではできず、潜在意識の中に渦巻いているその中でより強いものに影響されるのです。
私たちは嬉しいものを選ぶ時も、悲しいものを選びたくない時も同じ心の力を使います。
こうなりたいそしてこうなりたくない肯定も否定も同じ力いや、むしろ否定の方が強く願ったりすることもあります。
潜在意識では顕在意識のように肯定否定やイエスやノーのような選択がありません。
強く思ったものが肯定否定に関係なく、潜在意識内で増幅されていくのです。
そして、それがすべての見るもの、聞くもの、味わうもの、触れるもの、五感に作用して、心の手が何を掴むかを司っているのです。
ですので、もちろん生きていく上には肯定否定、善悪良否など顕在意識下で思考する、それは避けられないことですが、ある程度のラインで否定しなくちゃいけないこと、嫌なことそういうことを流すと言うことを時にはやることも必要です。
嫌なこと辛いことなど、そういう思考は背を向けてしまえば知らないうちに、背中から飲み込まれてしまうと言う謎の恐怖感がありますが、実はそれは幻想なのです。
全ては思考の世界。この世界の現実はあなたが作り出しているのだから、心の手を自分の嬉しいこと、楽しいこと好きなことで出来るだけたくさん掴むためには、必要以外の思考はしないこと、嬉しいこと楽しいこと、それだけ思えない時にはその自分にとって不必要な思考から頭を外すこと。
好きな趣味に没頭したり、好きな音楽を聴いたり、好きな本を読んだり、とにかく頭を空っぽにして落ち着いた空間に身を委ねること、それがとても大切になります。
なりたくないことや嬉しくないこと、それに全力で否定するより、むしろこちらの方が上手くいくこともあります。
大切な事は自分がどう思ってるか認識すること。
全力で否定していても、その根本に肯定的な思考があれば乗り越えていけますが、それができないほど心が弱っている時、そんな時に"流す"と言うことをしてみてください。
向き合い乗り越えて行くだけが人生のを切り拓く道では無い。
時には風に靡く柳の様に力を抜いて何も考えずに身を委ねる自分を許すこと。
きっと何かが変わるはずです。