たましいみたまにわかれつげ

魂御霊に別れ告げ

うつよにむかうそのまえに

現世に向かうその前に

 

うつしみうつわきめたとき

現し身器決めた時

おのれのしめいきめたとき

己の使命決めた時

しめいをうつわにいれたとき

使命を器に入れた時

 

しめいをまっとうするために

使命を全うする為に

しめいのあつみをますために

使命の厚みを増す為に

 

みずからかけしかせがある

自ら掛けし枷が在る

おもくつめたいかせがある

重く冷たい枷が在る

 

 

おもさつめたささまざまに

重さ冷たさ様々に

しめいのかたちでさまざまに

使命の形で様々に

 

とりつくばしょはそれぞれに

取り付く場所はそれぞれに

とりつくかせもそれぞれに

取り付く枷もそれぞれに

 

うつしみくぐつにはめていく

現し身傀儡に嵌めていく

できごととともにはめていく

出来事と共に嵌めていく

 

 

かせをうめこみそのくぐつ

枷を埋め込みその傀儡

うつよのうつわのそのくぐつ

現世の器のその傀儡

 

 

みたまとわかれけついして

御霊と別れ決意して

うつわのなかにはいりゆく

器の中に入りゆく

くぐつのなかにはいりゆく

傀儡の中に入りゆく

 

 

うつわはいっしょういっかいの

器は一生一回の

くぐつはいっしょういっかいの

傀儡は一生一回の

じんせいというたびのとも

人生と言う旅の友

うんめいせおったたびのとも

運命背負った旅の友

 

 

あとはじげんのとうくぐり

後は次元の塔潜り

うつよのにわにおりるのみ

現世の庭に降りるのみ

 

たましいみたまのきおくけし

魂御霊の記憶消し

うつよのにわにおりるのみ

現世の庭に降りるのみ

 

 

じんせいというしゃくのなか

人生と言う尺の中

うんめいというきゃくほんで

運命と言う脚本で

 

かせをみつけるたびをする

枷を見つける旅をする

かせをはずすたびをする

枷を外す旅をする

 

 

しゃくのなかはいくたびも

尺の中は幾たびも

じげんのとうをのぼりおり

次元の塔を昇り降り

そのたびみたまといききして

その度御霊と行き来して

そのたびみたまとかわしあう

その度御霊と交わし合う

 

かわしあうたびきゃくほんに

交わし合う度脚本に

かきこまれたるものがたり

書き込まれたる物語

 

つぎのゆきさききめるのも

次の行き先決めるのも

はなしにあつみもたすのも

話に厚み持たすのも

かせをみつけしかずのもと

枷を見つけし数の下

かせをはずししかずのもと

枷を外しし数の下

 

 

うつわはいっしょういっかいの

器は一生一回の

くぐつはいっしょういっかいの

傀儡は一生一回の

じんせいというたびのとも

人生と言う旅の友

うんめいせおったたびのとも

運命背負った旅の友

 

かせのすべてがはずれずに

枷の全てが外れずに

いっしょうおえるときもある

一生終える時もある

かせのすべてがはずれずに

枷の全てが外れずに

うつわのおわるときもある

器の終わる時もある

 

かせのすべてをはずすこと

枷の全てを外す事

かなわぬことのほうおおき

叶わぬ事の方多き

すべてはずれぬじんせいも

全て外れぬ人生も

すべてはみたまのおぼしめし

全ては御霊の思し召し

 

 

はずれはずれずふかくてい

外れ外れず不確定

のこりのこらぬふかくてい

残り残らぬ未確定

すべてがかないしみたまでは

全てが叶いし御霊では

けしてかなわぬあやふやさ

決して叶わぬあやふやさ

けしてかなわぬおもしろさ

決して叶わぬ面白さ

 

 

かせがはずれぬままいきる

枷が外れぬまま生きる

それもしめいのひとつなり

それも使命の一つなり

かせをのこしておえかえる

枷を残して終え還る

それもしめいのひとつなり

それも使命の一つなり

 

かせをのこししじんせいに

枷を残しし人生に

なんのひとつのまちがいの

何の一つの間違いの

なんのひとつもありもせず

何の一つも在りもせず

 

ただのひとつのまちがいは

唯の一つの間違いは

おのれをきずつけうつむこと

己を傷つけ疎むこと

このじんせいをうらむこと

この人生を恨むこと

 

そのじついがいはなにもかも

その実以外は何もかも

うんめいじんせいなにもかも

運命人生何もかも

いきるじゆうをあたえられ

生きる自由を与えられ

かんじるじゆうをあたえられ

感じる自由を与えられ

 

きどあいらくでいろづけし

喜怒哀楽で色付けし

じげんのかんじょうたずさえて

次元の感情携えて

はればれとしていきるのみ

晴れ晴れとして生きるのみ

おのれのうつわでいきるのみ

己の器で生きるのみ

 

 

かせがはずれしそのあとは

枷が外れしその後は

すべてはずれしそのあとは

全て外れしその後は

 

しめいをまっとうそのあとは

使命を全うその後は

 

うつよをぞんぶんあじわいて

現世を存分味わいて

あいしあいされみたすのみ

愛し愛され満たすのみ

のこりのうつわをめでるのみ

残りの器を愛でるのみ

 

 

たましいみたまにわかれつげ

魂御霊に別れ告げ

うつよみむかうそのまえに

現世に向かうその前に

 

うつしみうつわきめたとき

現し身器決めた時

おのれのしめいきめたとき

己の使命決めた時

しめいをうつわにいれたとき

使命を器に入れた時

 

しめいをまっとうするために

使命を全うする為に

しめいのあつみをますために

使命の厚みを増す為に

 

あいでねられたかせがある

愛で練られた枷が在る

あいそのもののかせがある

愛そのものの枷が在る

 

 

いつのときでもあいととも

いつの時でも愛と共

いきていられしこのうんめい

生きていられしこの運命

 

いつのときでもあいととも

いつの時でも愛と共

いきていられしこのじんせい

生きていられしこの人生