闇を超え

世路へ眼向け

愛贈る

 

命哥えば

我照らす星

 

 

冬銀河

共に寄り添い

冷めぬ熱

 

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やみをこえ

せろへまなむけ

あゐおくる

 

いのちうたゑば

われてらすほし

 

 

ふゆぎんが

ともによりそひ

さめぬねつ

 

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<冬銀河:物語編>

 

これまで生きてきた中で超えられなかった扉

”わたしなんか”という自己否定の心

その闇に覆われた扉を超える事を心に誓う

 

その扉に阻まれいつもどこか斜めから見つめていた自分の人生を恐れずに真正面から見つめ、その扉を開き先へ行きたいと願う。

いや「行くんだ」と強く思うんだ。

強く強く思いとにかく一歩踏み出すんだ。

 

するとどこからか声が聞こえてきた。

「恐れる心を優しく抱きしめ自分自身に愛を贈るんだ。」

「枯れかけている自分自身の心の器に精一杯の愛を贈るんだ。」

「愛は他人に与える為だけの物じゃない。

自分が満たされる前に器の中の愛を持ち出せば、その抜けがらが哀となり、”わたしなんか”の種になる。

その”わたしなんか”の種が、さらに器の中の愛を持ち出しぬけがらの哀を増やしていく」

「”愛は与えるもの”の本当の意味は

”愛で自分自身の心の器を満たして、溢れた愛は他人に与えるもの”

そう、自分の器の中にある愛は自分自身の為だけのもの。」

 

心の器を自分自身の愛で満たし”わたしなんか”の種が消えた時に初めて、本当の意味で自分の命を謳歌することができるんだと。

 

ようやく闇を抜けた私を照らす無限の可能性という星々。

その星たちが教えてくれた。

”本当はそんな扉なんて一枚もなかったんだよ”という事を

”全ては自分の思う通りなんだよ”という事を

 

 

清々しい気持ちで見上げる冬銀河の下、愛で満たされた心と共に寄り添い浸る。

これからの人生に広がる沢山の可能性に胸をときめかせる私の心はきっと冷めることは無い。

 

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”THIS IS ME”

夏色インコさんのとても素敵な企画に私も参加させていただきます(^^)

 

 

実は、この予告のコメント欄で参加表明したのは私の別ブログ”晴れとひとつに”だったんですけど、THIS IS MEってなんだろうって考えた時、私の根っこは”哥い人”ですので、まずはこのブログから参加させていただきました。

 

このブログでは詩や短歌など紡いでいるんですけど、言霊の力が一番強く表現できるものを考えた時、この”いろは哥”だと思ったんです。

いろは47音+んの48音を一文字ずつ使って、7・5調の4段で紡ぐ和歌をいろは哥として普通は紡いでいるんですけど、それよりもことさら言霊の力が強い”彩葉神哥(いろはかみうた)”で今回は紡いでみました。

 

彩葉神哥とは、基本はいろは哥と同じく48音を一文字ずつ使うんですけど、その48音を短歌31音+俳句17音として、もちろん俳句は季語を入れて、さらに短歌と俳句を一連の物語として成立させるという2連の和歌なのです。

 

 

彩葉神哥って名前に”神”って入れててどこか大層な感じになってますけど、ほぼ神ががってないと紡げませんのでこの名前にしました(^^)

 

・・・まあ、この”彩葉神哥”は私が勝手に創りましたので、こんなのやってるの世界で私くらいでしょうけど(笑)

 

 

という訳で、今後とも宜しくお願いいたします。

 

それと、りょうさんの提案にも乗っからせてくださいませ。

もしコラボしていただける方が居られればよろしくお願いします(^^)

ってことで良かったら「コラボしてね♪」

 

PS.

この哥は、THIS IS MEの予告記事の、インコさんの想いに重ねさせて頂きました。

インコさんのあの強い想いがあったからこそ生まれた哥だと思ってます。

 

また私の他のブログでも参加させて頂きま~す(^^)