さかいめのなき おなじそら

境い目のなき 同じ空

ひとつながりの このだいち
ひと繋がりの この大地

ひとかたまりの このうつわ
ひと塊の この器

そこにうかびし くもとつき
そこに浮かびし 雲と月

りょうしのすがた さかいなき
量子の姿 界無き

かりそめのそら ときのつぶ
苟且の空 時の粒

こころにきざむ しあわせよ
心に刻む 幸せよ


ぜんあくりょうひ いりまじる
善悪良否 入り交じる

かりそめせかい こんとんと
苟且世界 混沌と

ゆれまどういま ここにたつ
揺れ惑う今 ここに立つ

うちをゆるがす そとのかぜ
内を揺るがす 外の風

うちをそまゆく そとのいろ
内を染めゆく 外の色

すべてはうちが つくりだす
全ては内が 創り出す

おそれのしるし しるときよ
畏れの印 知る刻よ


すべてひとつに もどりゆく
全てひとつに 戻りゆく

もとのひとつに もどりゆく
元のひとつに 戻りゆく

そのみちのりの ひかりなり
その道程の 光なり

すべてひとつに もどりゆく
全てひとつに 戻りゆく

もとのひとつに もどりゆく
元のひとつに 戻りゆく

そのみちのりの そのやみよ
その道程の その闇よ

よこならびなる ひかりやみ
横並びなる 光闇


ただただきざむ よろこびを
ただただ刻む 喜びを

ただただきざむ このときを
ただただ刻む この時を

ただただきざむ このそらを
ただただ刻む この空を

やきつきしきょく はがすとき
焼き付きし極 剥がす時

おそれとともに はがすとき
畏れと共に 剥がす時

すべてのかせを はずすとき
全ての枷を 外す時

いきるそのいみ しるときよ
生きるその意味 知る時よ


さかいめのなき おなじそら
境い目のなき 同じ空

ひとつながりの このだいち
ひと繋がりの この大地

ひとかたまりの このうつわ
ひと塊の この器

そこにうかびし くもとつき
そこに浮かびし 雲と月

りょうしのすがた さかいなき
量子の姿 界無き

かりそめのそら ときのつぶ
苟且の空 時の粒

こころにきざむ しあわせよ
心に刻む 幸せよ

 

 

せつなきらめき ときのつぶ

刹那煌めき 時の粒

すべてかんじて よろこばん

全て感じて 喜ばん

あますことなく よろこばん

余すとこなく 喜ばん

 

それがおのれの いきるいみ

それが己の 生きる意味

それがすべての いきるいみ

それが全ての 生きる意味