さらば昭和33年

ご挨拶遅くなりましたが「野良犬譚」無事に全公演終える事が出来ました。

これも劇場に足を運んで頂いた皆様のおかげです。

いつもいつも本当にありがとうございます。

今回は昭和33年に生きる、上昇志向の強いエリート青年、片桐鶴夫という男を演じさせて頂きました。

ざっくりいうとクールな役どころ。

しかしただのクールというのでもなくぶっきらぼうでもなく、日本の高度成長期に仕事に生きる男の、内に秘めた熱さみたいなものも時代の背景と共に表現できればいいな、というのが個人的なテーマでした。

初めての浅草の九劇もとても雰囲気のある綺麗な劇場で、昭和の作品との相性の良さは抜群。

感想を聞いていると、ほっこり、というのが多いように感じて自分が初めて脚本を読んだときに感じた感想と同じだったのでそこも一安心だったところ。

久々にほんのりラブシーンも担当させてもらい、、笑

なによりまた芝居を通じて新しい時代に触れることができ、自分としてもなかなか勉強になる公演となりました。

ちなみに今回も定番になりつつあるスーツ＆メガネで。

視力はめちゃくちゃいいんですけど、ここ最近はメガネの扱いもなかなかこなれてきたもんです。笑

そしてありがたいことに次の公演も近々に控えているので是非ともそちらもチェックしてもらえるとうれしい限り。

次回はがらっと変わってちょっとファンタジー色のあるお話です。

沢山楽しんでもらえるように次のお稽古へ。

今月末に池袋でお待ちしてます。

ワイルドチャイルド・第１回公演

「No heart to the dead/死人に心無し」

【劇場】

シアターグリーン・BOX in BOX THEATER

慣れの問題