入園して三週間ほど。

3日も行ったら熱を出すと思っていたけど、案外タフでまだお休みなし。

そして、最初の数日泣いて、あとは行きたくなさそうに無表情なだけだったんだが、実は昨日と今日もバス乗車の際に泣いていた。苦笑

昨日に至っては抱っこしても暴れて泣くので、バス停まで連れて行けず直接送った。

今日もバスのステップに自力で乗ると見せかけて地面にひっくり返って泣いたので、先生と私で持ちあげて乗せた感じ。笑 でも、子供の切り替え能力・・・ママが見えなくなったら泣きやんでいるもんだ。

もしかしたら、子供ひとりだから楽と思われることもあるだろうが、ひとりでも相当手がかかる場合があるのね。笑 子供もそれがわかっているからわがままを言うのかもしれない。

 

そんなせーちゃん、今日も、夕方も夕方、5時くらいになって、こうえんいく!ちょこっといく!と言い出す。またかよ・・・なんだが、とてもしつこいので、ちょこっとだよ!?と約束して出かける。そうだ、そもそも私は行きたくはなかったのだ。だって、もう5時なんだし。

公園につくと、小学生がグラウンドを占めているので、ボールで遊ばず砂場で遊び出すせーちゃん。そこに道具を持たない兄妹が入ってきたので、どうぞしなさい、一緒に遊んでもらいなさい、とせーちゃんに言うが動かず。

 

仕方なく私が兄妹に貸すが、せーちゃんはそれが気に入らないというか、自分の道具を取られた!という感覚のようで、もうかたづける!かえる!と言い出す。

一緒に遊べないなら、狭いけどあまり遊具のないスペースでボール遊びしよう、と誘ってみるが、道具が気になって砂場を離れられないせーちゃん。笑 きたない砂場道具、誰も持って帰りゃせんわい。

 

しかも、兄のほうと道具の取り合いになって、兄はたぶんせーちゃんより2才ほど上かな。だから手を出しても素早く避けられて、とっさに妹のほうを叩くせーちゃん。弱いものいじめか?サイテーだな。妹キョトン。そして、おれのいもうとをたたくな!と怒る兄。ごめんね。

離れて諭してみるが、もうせーちゃんは遊ぶ気分ではなさそうだったので、しばらく兄妹が道具を使って遊んだころあいをみて片付ける。ごめんねして、ばいばいしようと言うが、兄が砂を手に握ってかける振りをして威嚇するし、せーちゃんもまた手を出そうとする。母同士が引き離して終了。

 

これじゃあ、幼稚園でも友達いなさそうだな・・・と思いつつ。帰宅して、人を叩いてはいけない、嫌なことはお口で言いなさい、叩いたほうがケンカは負けや、ということと、次は道具を持っていないお友達にどうぞ!してあげようね、と短く怒って終わり。だから、私はそもそも公園行きたくないって言ったんだよ。笑 でも、私は子供同士のケンカは好きやけどね。せーちゃんもこういう経験をたくさんしたほうがいい。

とにかく、手を出したほうが負け。手を出したほうが先生に怒られるんやし、大人になっても手を出した方が逮捕されるんや。よく覚えとけ。

 

そのあと、夕飯の準備をしていたときのこと。

ピタゴラ遊びがうまくいかずに、スーパーボールをかじって、破片をテレビの後ろに向かって投げたという。

まま、あたらしいスーパーボールだす!かってくる!と半泣きのせーちゃん。

はあー!?寝ぼけてんじゃねーぞ!ゴラーー!!!と怒る母。

わざわざダイソーで買ってきた、たった108円の安いスーパーボールではある。たしかに。そして引き出しにまだストックはある。

だが、自分で勝手に腹をたて、物をわざと壊したら新しいのがまたもらえる、っていうのはどういう理屈なんだ。

砂場の件といい、いつの間にかそんな傲慢な子供に育てていた。やっぱり物を与えすぎなんだろうか・・・。そうなんだろうな。

 

ママにごめんなさいをして、投げたスーパーボールを拾ってごい!!と怒った。せーちゃん、私の真似をして、布団叩きなんかの長い物を使って破片を取ろうとしているが当然うまくいかず、ごめんなさい、と。

もちろん新しいスーパーボールはあげない。

物を大事にしなさい、というのは少なく与えてこそ伝わるのかもしれんなあ・・・。砂場道具も持っていかずに知らないお友達に借りて、自分がその立場になることが増えるといいかもしれんね。そしたら、人にも貸してあげようと思うかもしれないね。

 

一人っ子がつまらん、というよりは、単純に育て方がいかんのやろう。

物を大事にする。思いやり。まだこれから学びはじめるときだから、修正していかんとな。