実は
今まで紹介してきませんでしたが、実は5月にコクワガタの終齢幼虫を採集していました。
そのコクワガタが蛹化し、蛹化シーンも捉えることができました
蛹化シーン
今回蛹化シーンを見られたのは途中からでしたが、まだ半分くらい残っていました。
その蛹化シーンがこちら。
こんな感じです。
頭が出るシーンが撮れなかったのは残念ですが…
しばらくして完全に幼虫の皮が脱げました。
僕が昆虫の蛹化シーンを見るのはおそらくこれが初めてです
羽化シーンも見たことがないので、この個体の羽化も見られたらいいな〜と思っています。
蛹の大きさを見ると思ったより大きいサイズになりそうで、40㎜はいってくれるんじゃないかと思います。
実は、この個体、はじめはメスだと思って飼育していました。
卵巣らしきものが見えて、頭がそれほど大きくなくて…
しかし、蛹化した個体を見ると、オスの大アゴが出てきました。
実際、オスにも卵巣のようなものが見えることはあるらしいです。
ぼくがクワガタの幼虫の雌雄判別をするのはこの個体が2匹目だったのですが、早くも卵巣があるオスが出てきましたね😅
(雑な絵ですみません)
このような黄色い楕円形のものが、お尻から3節目に1対あります。これが見えるとメスの確率が高いのですが、今回の個体はオスでしたね😅
他にも幼虫の雌雄判別方法はあります。
頭や体の大きさで判別する
お腹の線で判別する
頭や体の大きさで判別する場合、同じ環境で育てた個体同士の方が見分けやすいです。
基本的にはオスの方が大きくなります。
お腹の線は、オスの場合だとお尻から2節目に黒っぽい線が見られます。
幼虫の段階で判別を行う場合、3齢幼虫まで育ってから判別するとわかりやすいです。
この判別方法はおそらくDorcus属(オオクワガタ、ヒラタクワガタなど)全般で使えると思います。
1つの方法ではなく、いくつかの方法を組み合わせて判別すると良いでしょう。
今回は以上です。
では!
(蛹化:6月14日)