ということで、少雪の現状をアメダスデータから見てみよう。
というか、今(2023/12/30 15:00)全国的に顕著な高温。この時期にみなかみで10℃超えは異常。
<青森>
・酸ヶ湯 145 cm
・青森 19 cm
ちょっと前にそこそこ降ったけど今は融雪して、少なっている感じ。現在の値はいずれも平年以下だろう。
<秋田>
・秋田 1 cm
・角館 13 cm
・横手 0 cm
・湯沢 0 cm
・湯の岱 3 cm
角館付近が一番雪が多いという不思議さ。この時期に横手・湯沢が0 cmという衝撃。
<岩手>
・盛岡 0 cm
・区界 21 cm
・奥中山 26 cm
・湯田 15 cm
・祭畤 13 cm
岩手県内で1,2番目の豪雪地帯の湯田・祭畤もかなりの少雪だろう。
<山形>
・山形 0 cm
・尾花沢 0 cm
・大井沢 29 cm
・肘折 38 cm
・新庄 0 cm
肘折あたりは例年1 mを超えている時期だろう。尾花沢0 cmは知る人からすれば衝撃。
<宮城>
・仙台 0 cm
・駒ノ湯 8 cm
仙台が0 cmは不思議では無いけど。駒ノ湯も雪は少ないけど、まあこういうことは地理的にはあり得る。
<福島>
・福島 0 cm
・猪苗代 0 cm
・金山 10 cm
・只見 16 cm
・南郷 18 cm
・桧枝岐 13 cm
この時期1 m超えが当たり前の只見・桧枝岐・南郷。いずれもかなり雪は少ない。
<群馬>
・みなかみ 0 cm
・藤原 8 cm
・草津 1 cm
この時期にみなかみ0 cmはあまり記憶に無い。スキー場も大変そうだ。
<新潟>
・新潟 0 cm
・守門 26 cm
・長岡 0 cm
・津川 14 cm
・小出 17 cm
・十日町 26 cm
・湯沢 3 cm
・津南 37 cm
・高田 19 cm
・関山(妙高) 5 cm
湯沢・妙高のスキーで有名な地域は、この雪の量では深刻だろう。
4 m超えをかつて記録した津南、3 m位は積もる守門もこの時期としてはかなりの少雪。
むしろ高田みたいな市街地が、この少雪の中ではよく積もっていると言える。
<長野>
・長野 0 cm
・信濃町 0 cm
・飯山 4 cm
・小谷 10 cm
・野沢温泉 15 cm
飯山・小谷・野沢温泉の豪雪で有名な地帯がかなり少雪。
信濃町0 cmは、先の関山(妙高)の少雪とリンクしているのだろう。
<富山>
・富山 0 cm
・猪谷 0 cm
といいますか、アメダス全地点0 cm。これ自体異常。猪谷ですら0 cmとは、、、
<石川>
・金沢 0 cm
・白山河内 13 cm
・加賀中津原 4 cm
・輪島 0 cm
・珠洲 0 cm
先日大雪に見舞われた能登地方もあっというまに雪が溶けてしまった。
<福井>
・福井 1 cm
・大野 9 cm
・九頭竜 24 cm
むしろ福井市で雪が残っているのが奇跡的にすら感じる。
<岐阜>
・白川 21 cm
・河合 0 cm
・長滝 4 cm
大野も一定量雪が残っていたことを考えれば、長滝がわずかに雪が残っているのも納得。
白川は、少雪ながらよく残っている方だろうか。
<滋賀>
・柳ヶ瀬 30 cm
さすが、伝説の豪雪地帯余呉の「周辺」地域だけあって、比較的積雪量は多い方だ。
<広島>
・八幡 39 cm
東北・北信越の幾多の豪雪地帯より積雪量が多い、北広島町八幡。