現職総理は文系だが、、、
歴代で見ても理系総理はほとんどいない。まあ政治家なんて理系がやる仕事でも無いけど。
実質的に言えば、二人しかいない。
東大工学部計数学科卒、スタンフォード大博士課程修了(Ph.D., オペレーションズリサーチ)
東工大助手、専修大助教授
その名も鳩山由紀夫氏。政治を科学するなんていう刺激的なフレーズは如何にも理系的。
しかし、総理になってからはなにやらふわふわした難しい話が多く、伝わらない総理であった。
理系にありがちな、「専門外の人に物事を伝えるのが苦手」という特徴がでてしまった印象。
そして続く総理。東工大応用物理学科卒の菅直人氏。先日事実上の引退会見を行っていたが。
原発事故発生時には、自ら現場に入るという異例の対応。
専門家というわけではなく、ただ授業でかじった程度の知識にもかかわらず
「俺は原発・放射線の専門家。とにかく中に入れろ、ああしろこうしろ、、、、」
専門家気取りというのも理系の悪い一面かもしれない。
こうやって理系批判やら当時の民主党批判やらしてしまったが、別に全ての理系やらを否定するつもりはない。
ただ向き不向きはやはりある。政治家ましてや総理ともなれば全体を俯瞰的に見る力。言葉で伝える力。
よくよく向き・不向きを考えるべきだろう。