ここでチームメイトを紹介しよう!

1番、サード 木本
背は一番低いがガッツがあり、守備上手い
2番、センター 沢
センスがあり、走攻守バランスがいい

3番、ショート 倉木
抜群のセンス、投手としても活躍

4番、キャッチャー 小野
派手さはないが、打撃は巧み

5番、ピッチャー 沢
長身から投げ降ろす直球は威力あり

6番、ファースト 芝田
チーム1の俊足、バント職人

7番、レフト 大江 ユウキ
チームの本塁打王、お調子者

8番、ライト 中山
非凡なセンス

9番、セカンド 植木
4年生だが抜群に上手い、もちもち肌


控えは4年生以下ということもあり、選手の入れ替わりは打順のみだった。
野球経験はなく、父親と遊びでやるくらい。


初めての公式戦は7番レフトだった。
「ははっ!7番レフト(7)背番号7ってラッキーセブンじゃん(^O^)」なんて冗談を友達と笑い話している。

それが冗談ではなく…
ポテンヒット、エラー、振り逃げなど形がどうであれ毎試合出塁をするようになる。

春過ぎまでのメインオーダーは

1.三 木本 6年生
2.中 沢 5年生
3.遊 倉木 6年生
4.投 沢 6年生
5.捕 小野 6年生
6.一 芝田 6年生
7.左 ユウキ 6年生
8.右 中山 5年生
9.二 植木 4年生


という感じだった。


だが、春以降は練習試合などが進みにつれてオーダーや守備位置に変更が出始め、この津高少年野球団は強くなってゆく・・・

「マジで!!!!」


こいつが何に驚いたか。
それは、念願の少年野球団に入団してもいいと親から許しがでたのだ。


この少年の名前はユウキ。
幼い頃から野球好き…
というわけではなかった。

小学4年から仲が良かった小野に5年生になった頃に誘われたのがきっかけである。

さっそく親に言ったがダメだった。

父親は頭がよく、ユウキに対する指導はしっかりしたモノだったがそれに反発するように子供は育った。

つまりバカだったのがダメな理由である(^^;)笑

親を説得すること3ヶ月…
文武両道を目指すと言うことで話しが決着。



晴れて1999年 冬に入団することが出来た。