日本人の死亡原因の多くを占める
脳梗塞や心筋梗塞。
最大のリスク要因のひとつに、
体内の水分不足があげられます。
脳梗塞や心筋梗塞には、
血液中に含まれる脂肪が多い
“ドロドロ血”や、高血糖の“ベトベト血”などといった血液の異常が大きく関与します。
脱水状態ではこうした血をさらに濃縮させることとなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしやすくなります。
気温の変化も、血液の濃度に深く関係します。
気温が低い時、
寒さが刺激となり血管が縮みやすく、
また血液の粘度も上昇するため、
血液中の水分が不足してドロドロの状態だと脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まると言えます。
特に冬場は、ウイルス感染による脱水に気を付ける必要があります。
ノロウイルスに感染すると嘔吐や下痢を発症しますし、インフルエンザにかかると高熱による大量の発汗を伴い、水分や電解質が失われます。
ウイルスの感染による水分と電解質喪失に十分な対策が求められます。
気温が高い時は、
体内の熱を発散しようと血管が拡張することで血圧が低下しますが、汗をかくことで水分と塩などの電解質が失われ血液が濃くなり、血管が詰まりやすくなります。
このため、日差しが強く暑い日など高温下の農作業(庭いじり)や屋外の仕事、お出かけの際には注意が必要です。
暑い日は無理をせず、
吸汗・速乾素材の衣類を着たり、
日傘や帽子を使うなど直射日光を浴びないようにしましょう。
もちろんこまめな水分と電解質補給も重要になります。
また、炎天下でのゴルフ等のスポーツや、お風呂上りのビールは注意が必要です。
直射日光を浴びて長い距離を歩きながらプレーすると汗を大量にかき、水分と電解質(特にナトリウム)補給が不十分な場合、脱水状態になって血液がドロドロとなることから、脳梗塞を引き起こしやすくなります。
また、ゴルフ(スポーツ)後のサウナやお風呂上りに飲むビールは、のどごし爽やかで水分補給した気分になりますが、厳禁です。
アルコールは利尿作用があるため、脱水状態になりやすくなるからです。




