平安が快勝、4強進出 (京都新聞より)
秋季近畿地区高校野球大会第4日は28日、奈良県の橿原球場で準々決勝4試合を行った。平安(京都1位)が9-4で郡山(奈良3位)に快勝して5年ぶりのベスト4進出を決めた。北大津(滋賀1位)は延長12回8-10で履正社(大阪1位)に敗れ、2年連続の準決勝を逃した。東洋大姫路(兵庫1位)は奈良大付(奈良2位)を6-4で、智弁和歌山(和歌山1位)は天理(奈良1位)を6-5で下した。平安は11月3日の準決勝第2試合で智弁和歌山と対戦する。
平安は3-3の4回一死二、三塁から浮気の内野安打などで2点を勝ち越し、5、7回にも2点ずつ加えた。エース川口は12安打を浴びながら4回以降は本塁打の1失点に抑え、バックも2併殺などで盛り立てた。北大津は9回に連続二塁打と代打・徳岡の右越え2点本塁打で3点差を追いついたが、12回に2番手の浜口が2点本塁打を浴びて力尽きた。
▽準々決勝
郡山(奈良)012000100=4
平安(京都)20122020X=9
■堅守、光る勝負強さ…平安
両校が同じように安打を重ねながら、平安がどんどん点差を広げていった。平安は二塁に走者を進めた回のすべてで得点。原田監督が「ほしい時にタイムリーが出るチーム」と褒める勝負強さを発揮して郡山を圧倒した。
序盤に光ったのは「前の試合でまずかったので、今週の練習でやり直した」(同監督)走塁だ。1回の2点目は、二死二塁から福田の左前打で小林が一気に本塁を突き、捕手の落球を誘って奪った。3回には一死一、三塁から、一ゴロで三走浮気が捕手のタッチをかいくぐって生還した。浮気は「いつも足を使う意識をしている」と胸を張った。
抜群の勝負強さを見せたのが9番荒竹だ。5回二死一、二塁から右中間を破る2点三塁打、7回二死二塁でも中前適時打と、ともに二死の得点機で適時打を放ち計3打点。朝晩の個人練習でティー打撃に取り組み、京都大会2次戦から出場を果たした成長株は「打席で余裕を持てるようになり、狙っていた直球を打てた」と、控えめな口調で喜びを表した。
京都大会からの課題だった守りも、この日はノーエラー。2併殺など好守備から流れをつくり、山口主将は「平安の野球ができた」と言い切る。
来春には野球部の創部100年を迎える平安。4強入りで、5年ぶりのセンバツ出場に大きく近づいた。原田監督は「(100周年に向け)OBや関係者の強い後押しを感じてきた。勝てて良かった。本当に良かった」と、かみしめるように繰り返した。続き…
(京都新聞HPより )